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77才・東海林のり子さん 「95才までは現役で話し続けたい」

高齢化社会といわれる現代60代以上の女性が元気に働くのも珍しくない。アナウンサー、リポーター歴54年の東海林のり子さん(77)もそのひとり。東海林さんはこう話す。

「母親が骨折を機に寝たきりになったので、いまは転ばないように、筋肉を衰えさせないように心がけています」

事件があれば、北に南に飛び回ってきた東海林さん。2人の子供の出産以外で、休んだことはない。会社員ではないので何ら保障はない。「東海林のり子の代わりはいないから」という信念が支え続けてきた。穴を開けられないから、自然に健康に目が向く。健康雑誌でいいといわれるものは、片っ端から試してきた。その中でいまも続けているのが、手軽にできる“かかとの上げ下げ”だ。

「腰痛があるので、内転筋を鍛えるために始めました。台所の洗い場の縁を手で持ってかかとを上げ下げ、40回ほど繰り返します。すると不思議と痛みが治まってきます。あとは呼吸法です。普通の深呼吸なんですが、一度深く吐いてから、めいっぱい吸う。すみずみまで酸素がいきわたり、筋肉が柔らかくなる気がします」(東海林さん)

先日、米袋を持ち上げようとして、ぎっくり腰になってしまった東海林さん。鍼灸院に通うために購入したのは、杖。茶や黒のありきたりな杖ではない。緑やオレンジのカラフルで、東海林流の派手な杖だった。

「自分が正しいと思っていること、楽しいことをやっていって、100才とはいいませんが、95才までは現役で話し続けていたいです」(東海林さん)

※女性セブン2011年12月8日号

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