芸能

アサヒビールイメージガールは“癒され系” 将来の活躍に期待

アサヒビール新イメージガールの坂井裕美ちゃん

 年間もっともビールが飲まれる季節は、真夏ではないのをご存じだろうか。出荷量を見るとなんと一番が12月。二番が7月。ここ10年くらいは12月がトップになっている。
 というわけで、年末年始は、一年のうちもっともビールの消費される季節。そんな季節と共に、今年もアサヒビールのイメージガールが週刊ポスト編集部にやってきた。第26代イメージガールは坂井裕美ちゃん(21)だ。

 オッサンばかりが蠢く週刊ポスト編集部に、「アサヒビール イメージガールの坂井裕美ですっ」「よろしくお願いしますっ」というきびきびした挨拶が響きわたる。アサヒビールのイメージガールといえば、山口智子や藤原紀香、伊藤美咲、井川遥など、錚々たるタレント・女優を排出してきた登竜門。いつもは仏頂面の編集者も、満面の笑みである。

 ふと横を見ると、ポスト編集部には竹刀やらバットやら、考えようによってはかなり物騒なものが置いてある(どういうわけか本当にある)。

――どう思いますか、編集部の雰囲気。竹刀とかありましたけど。

「あーそうでしたね(と、2秒ほど考える)。うーーんと、防犯頑張っていただきたいと思いますッ(とニッコリ)」

 ……う~ん。見事なまでの天然キャラだ。何を言っても嫌味にならない。とにかく親しみ深いタイプ。

 そして、「年末年始は、アサヒスーパードライを是非飲んでくださいッ」としっかりPRも完璧。最初のお仕事も無事に果たした。

 写真を撮影したときも、何枚撮っても撮っても笑顔が尽きない。写真の大きな笑顔を見ていただきたい。このコ、この笑顔に、超天然キャラ――将来はどんな大物になるのか、非常に楽しみである。

 思えば「癒し系」と呼ばれる女の子が、ここ10年くらい世の中を席巻してきた。

 ところが坂井裕美ちゃんは、そういう「オンナがオトコを癒す時代」に区切りがついたところで出現した。まるで近所にいる「とってもいい娘」なのだ。裕美ちゃんを見ていると、「何とかしてあげたい」「このコを助けてあげたい」とついつい思ってしまう。つまりは新時代の、小動物的「癒され系」。

 2011年は景気もどん底、環境問題も底を打った。

 そこで勝手に宣言してしまおう。2012年からは「オトコがオンナを癒す時代」が到来する! 草食男子とか、弁当男子とか、そういう癒し系もいいだろう。でも大人には大人の、オヤジにはオヤジの“オンナを癒す”スタイルがあるはずだ。

 癒してあげると笑顔になって、その笑顔に癒される。そんな“癒して、癒される”関係のムーブメントを裕美ちゃんの笑顔が作ってくれるのでは――という気になってくる。

 裕美ちゃん、期待してるよー!

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