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東海大駅伝部新監督「もっと教え子を入れておけば良かった」

2011年の箱根駅伝に出場した全200人の選手のうち、9人(登録は11人)が佐久長聖高校出身だった。しかも1区の大迫傑(早稲田)、2区の村澤明伸(東海)、6区の千葉健太(3年・駒澤)は区間トップで駆け抜けている。

2011年3月まで、その佐久長聖高校で監督を務め、彼らを鍛え上げたのが両角速(もろずみ・はやし)氏。その実績を買われ、東海大学に招聘された。今回の登録選手でも、早稲田には大迫、佐々木寛文(3年)、平賀翔太(3年)、臼田稔宏(1年)、駒澤には千葉がいる。

これまでも箱根駅伝は教え子を応援するために現地に足を運んでいた。だが、今回は彼らがライバルとして両角の前に立ちはだかる。両角氏はこう語る。

「いや、もう東海大生と同じぐらい、彼らには頑張れ、ですよ。ただ今までは、教え子たちのお手並み拝見という物見遊山的なところがありましたけど、今度は逆の立場で、自分が試されることになりましたね。もっと東海大学に入れておけば良かった」

※週刊ポスト2012年1月1・6日号

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