芸能

『牡丹と薔薇』の大河内と小沢 撮影時は外界に触れなかった

2004年に東海テレビ・フジテレビ系で放送された“昼ドラ”『牡丹と薔薇』。大河内奈々子さん演じる姉・ぼたんと小沢真珠さん演じる妹・香世の愛憎劇で、香世がぼたんをいびる壮絶なシーンが評判を呼び、「ボタバラ」の愛称で人気を集めた。その「ボタバラ」がパチンコ機種として帰ってきた。そこで、当時の撮影秘話を大河内さんと小沢さんにきいた。

小沢:「放送が終わって7年経っても、こんなに心の奥深くまでずっと役が残っているっていう作品はないです。私自身、この作品は代表作だと思っています」

大河内:「私もそう思っています。もう一度『牡丹と薔薇』が話題になるのはすごくうれしいですね。当時は、約3か月間、毎日撮影があり、台本を渡されたらとんでもないいびりシーンの連続でした(笑)。長いセリフを覚えないといけないので、プライベートな話をしている余裕がなかったんですよ」

小沢:「撮影中、セットの脇でいつもセリフ合わせをしていたんですよ。小声でやってたら、仲が悪いんじゃないかって噂されたりして(笑)」

大河内:「ドラマ自体が話題になっているのも知らなかったですし。自分たちは朝6時に現場に入って、終わるのが夜の24時だったので、外の世界に触れない生活を続けていましたから。暴力的なシーンが多かった中、雪原を香世と2人で手をつないで歩いた穏やかなシーンは忘れられません」

小沢:「私が特に印象に残っているシーンは、財布ステーキを出すシーン。台本を渡された時、みんなが『うわー』って言いましたから(笑)」

※女性セブン2012年1月19・26日号

関連記事

トピックス

どんな役柄でも見事に演じきることで定評がある芳根京子(2020年、映画『記憶屋』のイベント)
《ヘソ出し白Tで颯爽と》女優・芳根京子、乃木坂46のライブをお忍び鑑賞 ファンを虜にした「ライブ中の一幕」
NEWSポストセブン
相川七瀬と次男の凛生君
《芸能界めざす息子への思い》「努力しないなら応援しない」離婚告白の相川七瀬がジュノンボーイ挑戦の次男に明かした「仕事がなかった」冬の時代
NEWSポストセブン
俳優の松田翔太、妻でモデルの秋元梢(右/時事通信フォト)
《松田龍平、翔太兄弟夫婦がタイでバカンス目撃撮》秋元梢が甥っ子を優しく見守り…ファミリーが交流した「初のフォーショット」
NEWSポストセブン
世界が驚嘆した大番狂わせ(写真/AFLO)
ラグビー日本代表「ブライトンの奇跡」から10年 名将エディー・ジョーンズが語る世界を驚かせた偉業と現状「リーチマイケルたちが取り戻した“日本の誇り”を引き継いでいく」
週刊ポスト
佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《即完売》佳子さま、着用した2750円イヤリングのメーカーが当日の「トータルコーディネート」に感激
NEWSポストセブン
国連大学50周年記念式典に出席された天皇皇后両陛下(2025年9月18日、撮影/JMPA)
《国連大学50周年記念式典》皇后雅子さまが見せられたマスタードイエローの“サステナブルファッション” 沖縄ご訪問や園遊会でお召しの一着をお選びに 
NEWSポストセブン
豪雨被害のため、M-1出場を断念した森智広市長 (左/時事通信フォト、右/読者提供)
《森智広市長 M-1出場断念の舞台裏》「商店街の道の下から水がゴボゴボと…」三重・四日市を襲った記録的豪雨で地下駐車場が水没、高級車ふくむ274台が被害
NEWSポストセブン
「決意のSNS投稿」をした滝川クリステル(時事通信フォト)
滝川クリステル「決意のSNS投稿」に見る“ファーストレディ”への準備 小泉進次郎氏の「誹謗中傷について規制を強化する考え」を後押しする覚悟か
週刊ポスト
アニメではカバオくんなど複数のキャラクターの声を担当する山寺宏一(写真提供/NHK)
【『あんぱん』最終回へ】「声優生活40年のご褒美」山寺宏一が“やなせ先生の恩師役”を演じて感じた、ジャムおじさんとして「新しい顔だよ」と言える喜び
週刊ポスト
林家ペーさんと林家パー子さんの自宅で火災が起きていることがわかった
《部屋はエアコンなしで扇風機が5台》「仏壇のろうそくに火をつけようとして燃え広がった」林家ぺー&パー子夫妻が火災が起きた自宅で“質素な暮らし”
NEWSポストセブン
1年ほど前に、会社役員を務める元夫と離婚していたことを明かした
《ロックシンガー・相川七瀬 年上夫との離婚明かす》個人事務所役員の年上夫との別居生活1年「家族でいるために」昨夏に自ら離婚届を提出
NEWSポストセブン
“高市潰し”を狙っているように思える動きも(時事通信フォト)
《前代未聞の自民党総裁選》公明党や野党も“露骨な介入”「高市早苗総裁では連立は組めない」と“拒否権”をちらつかせる異例の事態に
週刊ポスト