ライフ

オフィスでOLがイジワル連携プレイ 集団イジメの手口を告白

童話『シンデレラ』でも、伝説の高視聴率ドラマ『おしん』でも、近年日本を席捲する韓国ドラマでも共通して描かれているのが、女同士のイジメ。それは創作の世界に限らず、今日もきっと、オフィスのあなたの席のすぐ隣で、ごく普通に起きています……。事実は小説より“ドロドロ”なり。理不尽で、理解不能な「女の世界」を、OL5人が語り合いました。

* * *
マヤ(派遣・29歳):1か月ほど前、どっかの大学の職員が上司を監禁した挙げ句、土下座させたなんて事件があったじゃん。アレも相当だけど、社内の女同士の付き合いも結構陰湿だよね。

アキ(商社・26歳):うんうん。シカト、イヤミ、連絡飛ばしは日常茶飯事だもん。

ジュン(アパレル・24歳):陰口も凄いよね。超仲良しぶってランチしてきたそばから、チャットで「A子の話超ツマんなくね?」とかいいあったりして。

キョウ(医療・32歳):陰で、ヤ~なニックネームで呼ぶのも定番じゃない?

ナナ(IT・28歳):ウチじゃ、「コードネーム」と称して、着たきりスズメの子は「ヘビロテ」、テレビで見る法廷イラストっぽい雰囲気の取引先のお局は「被告」、顔が濃い子は「インド」って呼んでる。しまいにゃ、男ウケがいい子は「ヤリマン」。

キョウ:ナースの世界はそんなもんじゃないから安心して。気に入らない新人の味噌汁に下剤入れて嫌がらせした挙げ句、彼女がトイレにこもりっきりなのを上司に「サボってる」なんていいつける猛者までいるから。

ジュン:でも一番怖いのは、イジワルの連携プレーっていうか、集団イジメだよね。お局同士が徒党を組んで、「あの娘には情報教えちゃダメ!」とか。

ナナ:私も入社したばっかの頃、やられたことある。女子チームから1人だけ飲み会に誘われないとか、誰かが代表でコンビニに買い出し行く時、私だけ買ってきてもらえないとか。

アキ:私もなぜか大年増のお局に嫌われて、その人がいる部署に用事で行くと、わざと名前を呼んでもらえず、「なんかこの子、用があるって~」とかいわれてる。

ジュン:何が気に入らなくて、そんなコトするんだろう?

キョウ:私なんて、日々、人様の陰湿バトルを盗み見ちゃあ、「やってる、やってる」って、味わう領域に入ってるからね。

一同:アンタが一番陰湿だ!

※週刊ポスト2012年2月17日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

夜の街にも”台湾有事発言”の煽りが...?(時事通信フォト)
《“訪日控え”で夜の街も大ピンチ?》上野の高級チャイナパブに波及する高市発言の影響「ボトルは『山崎』、20万〜30万円の会計はざら」「お金持ち中国人は余裕があって安心」
NEWSポストセブン
東京デフリンピックの水泳競技を観戦された天皇皇后両陛下と長女・愛子さま(2025年11月25日、撮影/JMPA)
《手話で応援も》天皇ご一家の観戦コーデ 雅子さまはワインレッド、愛子さまはペールピンク 定番カラーでも統一感がある理由
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんを支える「絶対的味方」の存在とは
《ドッグフードビジネスを展開していた》大谷翔平のファミリー財団に“協力するはずだった人物”…真美子さんとも仲良く観戦の過去、現在は“動向がわからない”
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
悠仁さま(2025年11月日、写真/JMPA)
《初めての離島でのご公務》悠仁さま、デフリンピック観戦で紀子さまと伊豆大島へ 「大丈夫!勝つ!」とオリエンテーリングの選手を手話で応援 
女性セブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(読者提供)
《足立暴走男の母親が涙の謝罪》「医師から運転を止められていた」母が語った“事件の背景\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\"とは
NEWSポストセブン
大谷翔平が次のWBC出場へ 真美子さんの帰国は実現するのか(左・時事通信フォト)
《大谷翔平選手交えたLINEグループでやりとりも》真美子さん、産後対面できていないラガーマン兄は九州に…日本帰国のタイミングは
NEWSポストセブン
高市早苗首相(時事通信フォト)
《日中外交で露呈》安倍元首相にあって高市首相になかったもの…親中派不在で盛り上がる自民党内「支持率はもっと上がる」
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(現場写真/読者提供)
【“分厚い黒ジャケット男” の映像入手】「AED持ってきて!」2人死亡・足立暴走男が犯行直前に見せた“奇妙な”行動
NEWSポストセブン
高市早苗首相の「台湾有事」発言以降、日中関係の悪化が止まらない(時事通信フォト)
「現地の中国人たちは冷めて見ている人がほとんど」日中関係に緊張高まるも…日本人駐在員が明かしたリアルな反応
NEWSポストセブン
10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン