ライフ

歯のホワイトニング 削るのではなく過酸化水素を塗って行う

「芸能人は歯が命」という歯磨き粉のCMが以前話題になったが、白い歯は人の印象を良くするもの。白くするための手段として「ホワイトニング」もあるが、実態がよく分からない人も多いのでは?

 ホワイトニングの施術を行うホワイトエッセンス銀座のティースセラピストで歯科衛生士の関口麻美さんによると、歯が白さを失う理由については「歯の黄ばみは加齢や着色しやすい食べ物が原因。どんな人でも年を重ねれば、歯は黄ばんで見えるようになります」とのこと。

 対策としては「コーヒーカップや湯のみ茶碗と一緒で、黄ばみ が濃くなってから漂白すると、それだけ時間がかかり、その分、料金もかかってしまいます。40代頃から早めのホワイトニングを行い、ホームケアで白い歯を 保つことがおすすめですね」と語る。

 気になるのが、ホワイトニングを一度でもしたら、もう黄ばまないのかだが、関口さんによると「ホワイトニングは歯の漂白。歯を使ううちに戻りますが、色の濃い食べ物を避け、定期的にメンテナンスをすれば白さを長く保てます」とのことで、永久に白い歯でいられるということではないようだ。

 かかる費用については、「各サロンで価格は異なり、1回16~20本のコースで2万~5万円が相場。回数を増やすほど値段は高くなりますが、白さをキープできます」(関口さん)とのこと。

 また、ホワイトニングをするにあたって躊躇するのが歯が削れて薄くなったり痛くなったりはしないのかという点だ。これについては「過酸化水素という薬剤を塗るので、歯を削ることはもちろん、痛めることもありません。知覚過敏のかたはしみるのを抑える薬剤もあります」(関口さん)とのことで、別に削ったりするわけでもないようだ。

※女性セブン2012年3月1日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

清原和博氏は長嶋さんの逝去の翌日、都内のビル街にいた
《長嶋茂雄さん逝去》短パン・サンダル姿、ふくらはぎには…清原和博が翌日に見せた「寂しさを湛えた表情」 “肉体改造”などの批判を庇ったミスターからの「激励の言葉」
NEWSポストセブン
貴乃花は“令和の新横綱”大の里をどう見ているのか(撮影/五十嵐美弥)
「まだまだ伸びしろがある」…平成の大横綱・貴乃花が“令和の新横綱”大の里を語る 「簡単に引いてしまう欠点」への見解、綱を張ることの“怖さ”とどう向き合うか
週刊ポスト
引退すると言っていたのに誰も真面目にとりあっていなかった(写真提供/イメージマート)
数十年続けたヤクザが引退宣言 知人は「おめでとうございます」家族からは「大丈夫なのか」「それでどうやって生きていくんだ」
NEWSポストセブン
インタビュー中にアクシデントが発生した大谷翔平(写真/Getty Images)
《大谷翔平の上半身裸動画騒動》ロッカールームでのインタビューに映り込みリポーター大慌て 徹底して「服を脱がない」ブランディングへの強いこだわり 
女性セブン
映画『八日目の蝉』(2011)にて、新人俳優賞を受賞した渡邉このみさん
《ランドセルに画びょうが…》天才子役と呼ばれた渡邊このみ(18)が苦悩した“現実”と“非現実”の境界線 「サンタさんを信じている年齢なのに」
NEWSポストセブン
アーティスト活動を本格的にスタートした萌名さん
「二度とやらないと思っていた」河北彩伽が語った“引退の真相”と復帰後に見つけた“本当に成し遂げたい夢”
NEWSポストセブン
放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、小泉家について綴ります
《華麗なる小泉家》弟・進次郎氏はコメ劇場でワイドショーの主役、兄・孝太郎はテレビに出ずっぱり やっぱり「数字を持っている」プラチナファミリー
女性セブン
調子が上向く渋野日向子(時事通信フォト)
《渋野日向子が全米女子7位の快挙》悔し涙に見えた“完全復活への兆し” シブコは「メジャーだけ強い」のではなく「メジャーを獲ることに集中している」
週刊ポスト
1966年はビートルズの初来日、ウルトラマンの放送開始などが話題を呼んだ(時事通信フォト)
《2026年に“令和の丙午”来たる》「義母から『これだから“丙午生まれの女”は』と…」迷信に翻弄された“昭和の丙午生まれ”女性のリアルな60年
NEWSポストセブン
6月2日、新たに殺人と殺人未遂容疑がかけられた八田與一容疑者(28)
《別府ひき逃げ》重要指名手配犯・八田與一容疑者の親族が“沈黙の10秒間”の後に語ったこと…死亡した大学生の親は「私たちの戦いは終わりません」とコメント
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問される佳子さま(2025年6月4日、撮影/JMPA)
《ブラジルへ公式訪問》佳子さま、ギリシャ訪問でもお召しになったコーラルピンクのスーツで出発 “お気に入り”はすっきり見せるフェミニンな一着
NEWSポストセブン
渡邊渚さんが性暴力問題について思いの丈を綴った(撮影/西條彰仁)
《渡邊渚さん独占手記》性暴力問題について思いの丈を綴る「被害者は永遠に救われることのない地獄を彷徨い続ける」
週刊ポスト