芸能

田原俊彦の『抱きしめてTONIGHT』 B面扱いの予定だった

 3月30日放送の『爆報!THE フライデー』(TBS系・19時~)で、久しぶりに田原俊彦と野村宏伸が共演する。2人の掛け合いが話題になったドラマといえば、『教師びんびん物語』(1988年・フジテレビ系)を思い出す人も多いだろう。

 デビュー以来、トップアイドルに君臨していた田原だったが、このドラマが始まる前は低迷期。その殻を打ち破ったのが、このドラマでの熱血教師・徳川龍之介役と主題歌『抱きしめてTONIGHT』で魅せた素晴らしいダンスだった。

 田原の全盛期を知らない現代の若者でも、『抱きしめてTONIGHT』の認知度は高い。それほど大ヒットした曲だが、実はこの曲、カップリング曲になる予定だったという。

「本当は『がんばれよナ先生』という曲がシングルになるはずでした。『教師びんびん物語』にピッタリなタイトルですからね。しかし、直前で『抱きしめてTONIGHTでいこう!』というジャニー(喜多川)さんの鶴の一声で入れ替わったんです」(当時を知る音楽関係者)

『抱きしめてTONIGHT』は当時の人気音楽番組『ザ・ベストテン』と『歌のトップテン』で、年間ランキング1位に輝いた。その年は光GENJIが大フィーバーを巻き起こし、『パラダイス銀河』でレコード大賞を受賞しているが、それを抑えての1位ということからも、凄さがわかるだろう。

 田原のダンスのキレ味に日本中が酔いしれ、徳川龍之介の熱血教師ぶりに国民が涙し、トシちゃんは見事に復活を遂げた。その陰には、こんな裏話があったのだった。

関連キーワード

関連記事

トピックス

キャンパスライフをスタートされた悠仁さま
《5000字超えの意見書が…》悠仁さまが通う筑波大で警備強化、出入り口封鎖も 一般学生からは「厳しすぎて不便」との声
週刊ポスト
事実上の戦力外となった前田健太(時事通信フォト)
《あなたとの旅はエキサイティングだった》戦力外の前田健太投手、元女性アナの年上妻と別居生活 すでに帰国の「惜別SNS英文」の意味深
NEWSポストセブン
1992年にデビューし、アイドルグループ「みるく」のメンバーとして活躍したそめやゆきこさん
《熱湯風呂に9回入湯》元アイドル・そめやゆきこ「初海外の現地でセクシー写真集を撮ると言われて…」両親に勘当され抱え続けた“トラウマ”の過去
NEWSポストセブン
左:激太り後の水原被告、右:
【激太りの近況】水原一平氏が収監延期で滞在続ける「家賃2400ドル新居」での“優雅な生活”「テスラに乗り、2匹の愛犬とともに」
NEWSポストセブン
折田楓氏(本人のinstagramより)
「身内にゆるいねアンタら、大変なことになるよ!」 斎藤元彦兵庫県知事と「merchu」折田楓社長の“関係”が県議会委員会で物議《県知事らによる“企業表彰”を受賞》
NEWSポストセブン
エライザちゃんと両親。Facebookには「どうか、みんな、ベイビーを強く抱きしめ、側から離れないでくれ。この悲しみは耐えられない」と綴っている(SNSより)
「この悲しみは耐えられない」生後7か月の赤ちゃんを愛犬・ピットブルが咬殺 議論を呼ぶ“スイッチが入ると相手が死ぬまで離さない”危険性【米国で悲劇、国内の規制は?】
NEWSポストセブン
笑顔に隠されたムキムキ女将の知られざる過去とは…
《老舗かまぼこ屋のムキムキ女将》「銭湯ではタオルで身体を隠しちゃう」一心不乱に突き進む“筋肉道”の苦悩と葛藤、1度だけ号泣した過酷減量
NEWSポストセブン
横山剣(右)と岩崎宏美の「昭和歌謡イイネ!」対談
【横山剣「昭和歌謡イイネ!」対談】岩崎宏美が語る『スター誕生!』秘話 毎週500人が参加したオーディション、トレードマークの「おかっぱ」を生んだディレクターの“暴言”
週刊ポスト
“ボディビルダー”というもう一つの顔を持つ
《かまぼこ屋の若女将がエプロン脱いだらムキムキ》体重24キロ増減、“筋肉美”を求めて1年でボディビル大会入賞「きっかけは夫の一声でした」
NEWSポストセブン
母・佳代さんのエッセイ本を絶賛した小室圭さん
小室圭さん “トランプショック”による多忙で「眞子さんとの日本帰国」はどうなる? 最愛の母・佳代さんと会うチャンスが…
NEWSポストセブン
春の雅楽演奏会を鑑賞された愛子さま(2025年4月27日、撮影/JMPA)
《雅楽演奏会をご鑑賞》愛子さま、春の訪れを感じさせる装い 母・雅子さまと同じ「光沢×ピンク」コーデ
NEWSポストセブン
自宅で
中山美穂はなぜ「月9」で大記録を打ち立てることができたのか 最高視聴率25%、オリコン30万枚以上を3回達成した「唯一の女優」
NEWSポストセブン