国内

塀の中のホリエモン 差し入れのマカオ土産エロ本は半分がNG

『メルマガNEWSポストセブン』に連載中の堀江貴文氏が、収監後初となる著書『刑務所なう。』を刊行。3月23日配信の最新号でもオススメガジェットを紹介し、『堀江貴文のブログでは言えない話』の女房役・担当S氏が近況もレポート。その一部を紹介しよう。

 * * *
 読者の皆様、こんにちは。『堀江貴文のブログでは言えない話』担当編集のSと申します。長野刑務所での服役生活も8か月を超えた堀江の近況をお伝えします。

<エロ本を巡る攻防>

 刑務所にまつわるルールのお話で、意外と知られていないことのひとつに「エロ本を差し入れることができる」が挙げられます。最近ではメルマガでエロ本ネタを多く取り上げるせいか、知人の方々がエロ本やエロ漫画を送ってくださることもあります。

 といっても、何でもオッケーな訳ではなく、“限度”はあるようです。その基準は不明ですが、中身があまりに過激だったり、「公序良俗に反する」とほとんどの人が思うようなエロ本はNGが出されてしまっている可能性があり、せっかく送っても本人の元に届きません。検閲を通さねばならないのです。

 この検閲というのがまた微妙というか曖昧なところが多く、堀江宛に知人が送ったマカオ土産のエロ本は半分がNGだったとか。

 堀江いわく、「犯罪を匂わせるようなモノは全てダメな感じがするけど、その境界線はわからない」。ちなみに作家のミズノンノこと水野敬也氏がこの微妙なラインを行き来しているようで、「現在、3冊検閲中」だそうです。いったい何を差し入れたのでしょうか…今度こっそり聞いてみますね。

 堀江は今週の書評コーナーでもこの“検閲プロブレム”について言及しています。『本当にあったHな体験教えます』(八月薫)に4つ星をつけており、「このマンガ家の絵は女の子が可愛くて好きだ。(ストーリーは)『こんな話、本当にあったら羨ましすぎる』というものばかり」と『本当にあったHな…』に強く思い入れる理由を語っているのですが、「ちなみに、同じエロマンガでも刑務所の検閲を通るものと通らないものがある。その基準は何なのだろうか?」と最後は制度に対して疑問を呈する形で文章をまとめております。

関連キーワード

関連記事

トピックス

ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
相撲協会の公式カレンダー
《大相撲「番付崩壊時代のカレンダー」はつらいよ》2025年は1月に引退の照ノ富士が4月まで連続登場の“困った事態”に 来年は大の里・豊昇龍の2横綱体制で安泰か 表紙や売り場の置き位置にも変化が
NEWSポストセブン
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト
超音波スカルプケアデバイスの「ソノリプロ」。強気の「90日間返金保証」の秘密とは──
超音波スカルプケアデバイス「ソノリプロ」開発者が明かす強気の「90日間全額返金保証」をつけられる理由とは《頭皮の気になる部分をケア》
NEWSポストセブン
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
初代優勝者がつくったカクテル『鳳鳴(ほうめい)』。SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」(右)をベースに日本の春を象徴する桜を使用したリキュール「KANADE〈奏〉桜」などが使われている
《“バーテンダーNo.1”が決まる》『サントリー ザ・バーテンダーアワード2025』に込められた未来へ続く「洋酒文化伝承」にかける思い
NEWSポストセブン