就職活動まっただ中の学生には思わぬプレゼントになったようだ。現場は東京・渋谷のNHK局内――。
就活生の1人が興奮した口ぶりで話す。
「面接の順番待ちをする控え室にいた時です。ガチガチに緊張して呼ばれるのを待っていたんですが、突然入り口から、ボサボサの髪の男がひょこっと顔を出した。それが、なんとマツケンだったんです!」
マツケンこと、松山ケンイチ(27)は、現在、NHKの大河ドラマ『平清盛』に出演しており、その日は局内のスタジオで撮影中だったようだ。
学生が続ける。
「控え室前の廊下には衣装の着物姿の人がいましたが、マツケンは私服。気づいた子が『あっ』と声を上げた瞬間に、笑顔で『頑張って下さい!』といって一瞬でいなくなりました」
このサプライズ応援で、緊張した面持ちだった学生たちの頬は緩み、リラックスした様子になったという。
NHKの面接は何日にもわたって行なわれているが、マツケンが学生の前に姿を見せるのはこの日が初めてのことではなかったようだ。
「人事の人が、『前の時も同じような感じで声をかけてましたよ』といっていました」(学生)
NHKの人事部に問い合わせると、
「個別の事例はわかりかねますが、制作のフロアに面接の会場があるので、そういうことはありえるかもしれないですね」とのこと。
マツケンの応援に大喜びの学生が多かったようだ。
※週刊ポスト2012年4月27日号
関連記事
トピックス
「少女の顔を無理やり股に引き寄せて…」「遺体は旅行用トランクで運び出した」12歳少女を殺害したアルジェリア人女性(27)が終身刑、3年間の事件に涙の決着【仏・女性犯罪者で初の判決】
NEWSポストセブン
《私たちは女じゃない》性別適合手術から35年のタレント・はるな愛、親には“相談しない”⋯初めての術例に挑む執刀医に体を託して切り拓いた人生
NEWSポストセブン
佳子さまの「清楚すぎる水玉ワンピース」から見える“紀子さまとの絆” ロングワンピースもVネックの半袖タイプもドット柄で「よく似合う」の声続々
週刊ポスト
《プラダのデニムパンツでお揃いコーデ》「男性のほうがウマが合う」永野芽郁が和風パスタ店でじゃれあった“イケメン元マネージャー”と深い信頼関係を築いたワケ
NEWSポストセブン
《渋谷ハロウィン2025》「大麻の匂いがして……」土砂降り&厳戒態勢で“地下”や“クラブ”がホットスポット化、大通りは“ボヤ騒ぎ”で一時騒然
NEWSポストセブン
《熊による本格的な人間領域への侵攻》「人間をナメ切っている」“アーバン熊2.0”が「住宅街は安全でエサ(人間)がいっぱい」と知ってしまったワケ
【独占告白】声優・高槻かなこが語る「インド人との国際結婚」の真相 SNS上での「デマ情報拡散」や見知らぬ“足跡”に恐怖
NEWSポストセブン
渋谷のクラブで「いつでも女の子に(クスリ)混ぜますよ」と…警察の本気警備に“センター街離れ”で路上からクラブへ《渋谷ハロウィン2025ルポ》
NEWSポストセブン
「走って逃げたら追い越され、正面から顔を…」「頭の肉が裂け頭蓋骨が見えた」北秋田市でクマに襲われた男性(68)が明かした被害の一部始終《考え方を変えないと被害は増える》
NEWSポストセブン
「ルール違反では?」と危惧する声も…愛子さまと佳子さまの“赤色セットアップ”が物議、皇室ジャーナリストが語る“お召し物の色ルール”実情
NEWSポストセブン
「車内で謎の上下運動」「大きく舌を出してストローを」“タダで行為できます”金髪美女インフルエンサーが公開した映像に意味深シーン
NEWSポストセブン
《腰を突き出すトレーニング動画も…》中川安奈アナ、原点回帰の“けしからんインスタ投稿”で復活気配、NHK退社後の活躍のカギを握る“ラテン系のオープンなノリ”
NEWSポストセブン