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阿部祐二リポーター 妻から玄関で足四の字固めかけられた過去

「事件です」とワイドショーで真剣な顔でレポートをする一方、恐妻との日々をつづった著書『「恐妻家」が成功する22の法則』(講談社)が話題を呼ぶなど、恐妻家キャラとしても知られる阿部祐二さん(53才)。家庭ではいったいどんな事件が?

――プロゴルファー阿部まさ子さん(51才)を妻に持つ阿部さんですが、著書にも書いていますが、ものすごい恐妻家ぶり。

「まわりから“阿部さん、あれだけ管理されて気の毒だね”といわれますが、ぼくは一度も自分を気の毒と思ったことがないんです」

――それはなぜ?

「怒られる理由が全部、想定内だからですよ。ぼくの朝食は、納豆とみそ汁が定番ですが、“たまには違うものを食べたい”っていうと彼女は即、却下。理由は“納豆は体にいいからあなたの体のことを考えているのよ”といわれ、確かにそうだなぁと」

――奥さんからすると夫の健康管理をしているだけ。

「彼女が怒る理由は全部、ぼくは理解できるからストレスもたまらないんです。そういえばこれまで彼女が激怒した2大事件があるんです」

――お得意の事件ですね?

「1度目はぼくがリポーターになりたてのころ、仕事をしていたワイドショーのスタッフと飲んだときの話です。スタッフがみんな酒飲みで二次会、三次会と突入するわけですよ。で、最終的にある女性リポーターの家でみんなで明け方まで飲んでいたわけです」

――そうしたら?

「酔っぱらって帰宅して鍵を開けようと思ったらチェーンがかかっている。そのとき、妻はすでに起きているようで、人の気配がある。慌てて“す、すみません、開けてください”といったんですが、妻は開けてくれない。仕方なく、ドアのすき間から見えるように土下座しました。そしたら近所の手前もあると思ったのか、チェーンは外されました。

 玄関で妻はぼくの前に立ちふさがり、“こんな時間まで何していたの?”とものすごい形相で詰め寄るわけですよ。

“女性の家で飲んでいた?”と玄関先で足四の字固めをかけてきたんですよ。以来、ぼくは飲みに行く予定があるときは1週間前までに妻に申告するようにしています」

――地方で取材があるときはさすがに無理でしょう。

「これが2度目の激怒事件。ある事件でぼくが地方にずっと滞在していたときのことです。そのとき、事件の容疑者のインタビューに成功し、連日スクープの連続。だから打ち上げのため毎日同じお店に通っていたわけ。支払いは全部カードにしていたら、1か月の請求が70万円を超えていたんです。

 その店の名前がずらりと並んだカードの明細を見たときの彼女の形相といったら、いま思い出しても震えますよ。そのとき彼女がいったのは“あなた、お目当ての女の子がいたわね!  浮気していたのね!”ですよ。

 もちろん、潔白ですよ。でもいまだに彼女の中ではこの2大事件は、ぼくが浮気したことになっているんです。だから、それを許してあげた自分は寛容だと。でもね、それでいいと思っているんです」

※女性セブン2012年5月10・17日号

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