芸能

篠田麻理子スピーチから読み解く心の変化と次世代エース争い

 6日に行なわれたAKB48の選抜総選挙で、5位になった篠田麻里子。AKB48最年長である26歳の彼女が、メンバーへ向けたスピーチが話題になっている。
 
「後輩に席を譲れ、と言う方もいるかもしれません。でも、私は席を譲らないと上に上がれないメンバーはAKBでは勝てないと思います。私はこうやってみなさんと一緒に作りあげるAKB48というグループが大好きです。だからこそ、後輩には育って欲しいと思ってます」

 壇上に上がった篠田はこう熱弁し、武道館が沸いた。このスピーチを、ある芸能記者はこう読み解く。
 
「第1回や第2回の総選挙のときは、30位代や20位代のメンバーも、『私はもっともっと上を目指します』『この順位はうれしいです。でも、満足していません』『センターに立つことが目標です』など堂々と宣言していました。

 しかし、第3回目の昨年から“天下獲り”を公言するメンバーがほとんどいなくなった。第1回から人気メンバーはほぼ固定しているため、他のメンバーからすれば、厚い壁にあきらめの気持ちが出てきたのかもしれない。その空気を読みとった篠田が、あのような発言をしたのでしょう」

 第1回から多少の変動はあるものの、10位以内のメンバーはほとんど入れ替わっていない。篠田は、後輩に対してこう気持ちをぶつけた。

「悔しい力をどんどんぶつけて来てください。つぶすつもりで来てください。私はいつでも待ってます。心強い後輩が出てきたら私は笑顔で卒業したい」

 この発言を受けて、SKE48のエース・松井珠理奈は公式ブログで「来年は神7入りを目指したいです」と宣言。NMB48からも山本彩が「言って下さったからには行かせて頂きます」、渡辺美優紀が「まかせてもらえるぐらいの後輩 になりたい!!」と、早くも篠田発言に呼応した。次世代エースへの争いは、もう始まっているようだ。

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