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節水をすることが節電につながると環境カウンセラーが指摘

 今年も“節電の夏”がやってくるが、いかにして日々の生活で節電をすればいいのか。節電に取り組む4人の主婦の取り組みを紹介します。

 40才の東さんは、浴室の照明を消すそうです。

「寝る直前、浴室の照明は点けず、脱衣所の明かりだけで湯船につかります。洞窟風呂のような暗さがとてもリラックスでき、慣れてくると体を洗うのにも不自由なく浴室内が見えます。隅のカビ汚れなどは見えないので、ひととき家事に追われる日常は忘れて、ゆっくり疲れをいやせます。フローティングキャンドルなどを浮かべると最高!」(東さん)

 温水便座を夏の間だけ休止させるのは川崎さん(42)。「冬は快適で外せない温水便座ですが、やはり電源をつけっぱなしというのが気になる。夏は節電のためにも電源を抜きます。ヒヤっと冷たい便座も、暑い夏には結構、気持ちいい~」とのことです。   そして、6人家族が時間をあけずに次々入浴、さらには追いだき禁止にするのは須田さん(42才)です。「家族が6人もいるので、お風呂はできるだけ明るいうちにはいれば電気をつけずにすむし、続けざまに入浴して追いだきもなるべくしない。また、節水用のシャワーヘッドに取り換え、給湯温度も下げました」と徹底しています。

 これに対し、環境カウンセラー・省エネルギー普及指導員の沼田美穂さんは「各家庭で節水すると、浄水処理や下水道処理、排水・配水などに使われる電力が減り、結果的に節電にもつながります。電気同様、水も大切に使って」と、節水が実は節電に繋がると語ります。

 また、相澤さん(40才)は、新聞や雑誌を読む時に電気をつけず、明るい窓辺で読むそうです。

「以前は、薄曇りの日はリビングの電気をつけていましたが、なるべくつけずに過ごすようにしています。新聞や雑誌は窓辺に行き、カーテンを少し開ければ充分読めます」(相澤さん)

※女性セブン2012年6月28日号

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