小泉進次郎氏に「赤ちゃん抱っこ」の列?(時事通信フォト)
衆議院議員選挙中のいま、自由民主党では応援弁士として高市早苗首相だけでなく、小林鷹之政調会長と小泉進次郎防衛大臣が各地で引っ張りだこの人気だ。その選挙活動を報告する小泉防衛大臣がXに「赤ちゃん抱っこ」をお願いされるとたびたび投稿して話題を集めている。臨床心理士の岡村美奈さんが、小泉防衛大臣になぜ「赤ちゃん抱っこ」を依頼する人が続いているのかについて分析する。
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期待されているのは政策か、”赤ちゃん抱っこ”か。選挙戦で全国各地を応援演説に回っている小泉進次郎防衛相が、赤ちゃん抱っこを期待されることが増えたと自身のXに投稿した。
「何か、赤ちゃん抱っこを期待されてきてる…。しかも泣かないとガッカリされる(苦笑)。」という投稿に添えられた写真には、赤ちゃん連れで、抱っこ待ちする若いお母さんたちの姿がずらり。だがお母さんたちは、ただ赤ちゃんを抱っこしてもらうだけでなく、そこで赤ちゃんが泣くのを期待しているらしい。
ある日の投稿には「うちの子、抱っこしてくれますかー」というお母さんから、きょとんとした顔の赤ちゃんを渡されている小泉氏の写真が。ところが抱かれた赤ちゃんは顔を真っ赤してギャン泣き。それを見る小泉氏も笑い顔。「抱っこした結果がこの光景…。もはや定番に…。泣く子も黙るじゃなくて、黙る子も泣く…。」とポスト。別の日には「新たな展開。寝てる赤ちゃんを渡される」と、ぐっすり眠る赤ちゃんを落とさないように抱く様子や、「もはや赤ちゃん泣くと周りも喜んでいる…。」と抱かれて大泣きしている赤ちゃんと笑う小泉氏らの写真が公開された。赤ちゃんが泣くとみんなが喜ぶ、まるで”泣き相撲”のようだ。
「泣く子は育つ」という諺があるように、日本には古くから、神社などで力士に抱っこされた赤ちゃんが泣くことで、赤ちゃんの健康と成長を祈願するという”泣き相撲”という行事がある。元気に泣く赤ちゃんの声は邪気を払うといわれ、力強く元気に無事に育ってほしいとの願いが込められているという。身体が大きく力強い力士に抱いてもらうことでそのパワーをお裾分けしてもらい、我が子も健康で元気に成長してほしいとお母さんたちは願うのだろう。
