前回総選挙では比例復活もできずに落選した橋本岳氏
自民党の優勢が伝えられる今回の衆院選。崖っぷちの世襲候補にも注目が集まる。橋本龍太郎・元首相の次男で五世祖父は渋沢栄一という名門の世襲候補が橋本岳氏だ。岡山4区で過去7回、中道前職・柚木道義氏とぶつかり、これまで4勝3敗。前回総選挙では比例復活もできずに落選、捲土重来を期す。今回の同区は橋本氏と柚木氏に加え、国民民主党と共産党の新人が出馬。
「岳さんは自見英子氏との不倫報道(現在は結婚)で当選が危ないと見られていた前々回総選挙では公明党に頭を下げまくってなんとか当選したといわれたが、前回はついに落選。そこでなんとか返り咲こうとこれまであまりしたことがないドブ板選挙を懸命にやっていたようです」(政治部記者)
橋本選対の関係者もこう語る。
「岳さんは落選中、できるだけ多くの声を聞こうと500回の辻立ちを目標にして、毎日、自分で車を運転して駅やスーパーの前で有権者の声に耳を傾けてきた。昨年12月にようやく500回の目標を達成したと思ったら、急に解散総選挙に。公明党さんが離れたのは痛手ですが、せっかくドブ板を踏んできたのだから、地元のネットワーク、後援会の方々の力を頼りにやるしかありません」
初当選から20年余りだというのに、“初めてのドブ板”の様子だが、そんな候補も高市旋風の追い風で押し上げられていく。
●岡山4区 候補者一覧
橋本岳(52)自民
柚木道義(53)中道
三宅沙侑美(35)国民
垣内雄一(61)共産
※週刊ポスト2026年2月20日号
