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「男は食わせてもらいたいだけの女を警戒する」と女性作家

 現在、漫画家・作家として活躍するさかもと未明氏。これまで弁当屋のアルバイトに始まり、物書き、主婦、水商売など、様々な仕事に従事してきた経験を持つ。そんなさかもと氏は、新刊『女子のお値段』(小学館)の中で、女性がアルバイトをする場合の心構えについてこう解説している。

 * * *
 アルバイトは時間が自由なのがいいところ。短く働いて自分の趣味をするもよし、嫌になったらやめるもよし。そういう気楽さはありますが、今のご時世、アルバイトをしながら就職活動している女子も多いでしょう。雇用形態はアルバイトでも、いずれは正社員にと頑張っている女子も、たくさんいると思います。そうではなく、結婚前の腰掛けとしてアルバイトをしている女子に、一言申し上げたいです。

 結婚を目指すのなら、今の自由な時間を有効に使って、料理を勉強したり、礼儀作法を習ったり、前向きな行動をしておかないと危険です。男性はただ食わせてもらいたいだけの女性を警戒するものです。

 身分は気楽であっても、それはいずれ責任ある家庭を築くための準備期間と思って大切に過ごさないと、ただの「甘えん坊さん」に思われてしまいます。男性から見て「将来家庭と子育てをしっかり委ねられる女性」であるよう、常に努力していてくださいね。男性に敬意を持ってもらえるよう知性を磨きつつ、しかもそれをひけらかさない聡明さも備えたいものです。

 そうやって考えると、婚前アルバイターといえども油断は禁物。結婚相手を探す時間が存分にあるのはメリットですが、光陰矢のごとしであることを忘れないでください。でもそれが女子のやり甲斐というものです。

※さかもと未明/著『女子のお値段』より

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