芸能

再ブレイクの兆しの田原俊彦 最近「踊りにキレが出てきた」

 歌手・田原俊彦(51)の新曲『Mr. BIG』が、7月2日付のオリコン週間シングルランキングで26位に初登場。田原のトップ30入りは、ジャニーズ事務所所属でのラストシングルとなった『KISSで女は薔薇になる』以来、約19年ぶりだ。

『KISSで~』は、現在のところ田原最後の連続主演ドラマとなっている『愛してるよ!』(テレビ朝日系。1993年放映)のエンディングテーマ。ドラマは、当時子役として人気を馳せていた安達祐実との共演が話題となった。

 現在はCD全体のマーケットが小さくなっているために、ランキングが上昇したという見方もあるが、田原自身の売上枚数は確実に上がっており、再ブレイクの兆しともいえよう。

 実際、最近の田原はここ10年でいちばん踊りにキレがあるという。古参ファンの一人はこう証言する。

「数年前のトシちゃんは、『さすがに衰えたな』と思わざるをえない面がありました。もう40代後半でしたし、年齢の割に動けているのは間違いないのですが……。たとえば、『抱きしめてTONIGHT』で3回転ターンを決めていた場面で、2回転しかしなくなったんですね。コンサートで2時間踊り続けるのは大変だし、ペース配分もあるので、仕方ないなと思っていました。

 でも、先日の『HEY!HEY!HEY!』(フジテレビ系)出演時には、メドレーで歌った『抱きしめてTONIGHT』の曲中に2度も3回転ターンをしてみせた。放送から2日後の新曲発売ライブでも、3回転ターンを見せてくれました。動きにキレが戻っています」

 別のファンもこう語る。

「トシちゃんはライブ中、股間に手を当てながら、もも上げをすることがあります。『ビリー・ジーン』で、マイケル・ジャンクソンがやったポーズですね。踊りにキレがあるときは、あのポーズが多くなるのです。先日のライブでは2度もしていました。1度もしないときもあるので、2度もしたのは最近では記憶にありません」

 3回転ターンに、股間に手を当てながらのもも上げ――キレのある動きも戻っている田原。オリコントップ30に返り咲き、世間からも『君に決定!』と再評価されつつあるトシの逆襲が始まった。

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