ライフ

【風水:住居編】入り口は3か所、玄関はシメントリーが理想

 人間を取り巻く環境の中でも、住まいはもっとも長く身を置く場所である。だから、風水は住居を最重要視する。風水建築デザイナーで由美里風水研究所代表の直居由美里氏が、運気アップのための風水術を伝授する。以下は「住居編」だ。

 * * *
 家相で最も大切なのは出入り口です。いうまでもなく、気=エネルギーはドアや窓から出入りするからです。

 そうした開口部が1つの場合、入るエネルギーと出るエネルギーが開口部に集まり、気が混乱します。2つあっても、それが一直線の位置にあると、良いエネルギーが入ってきても、すぐに出て行ってしまいます。3つの場合、部屋の中を循環して清々しくなるので理想的です。気が停滞しやすい部屋の隅には観葉植物を置くと、気を浄化してくれます。

 全ての気の入り口となる玄関は風水では最も大事な場所です。玄関のあり方次第で邪気の侵入を防ぎ、「旺気(おうき)」と呼ばれる最も強いエネルギーを呼び込むこともできます。

 大事なのは気のバランスで、それを保つためには玄関及びその周辺はシンメトリー(対称)にするのが理想です。例えば玄関扉は両扉にする、玄関灯は左右対称に設置する、魔除け効果のあるシーサー像を左右対称に置く。今さら扉を替えられないという場合は、玄関のすぐ内側に両開きの暖簾を下げましょう。

 三和土(たたき)やその周囲は整理整頓を心掛け、清潔に掃除をしておきましょう。靴が何足も乱雑に並んでいたり、外から持ち込んだ泥やゴミが三和土についていたり、靴箱の上に不要なモノが置かれたりしていると、運気が下がるので注意が必要です。

 一戸建てでもマンションでも、南側にベランダを配置する必要から、風水では鬼門とされる北東に玄関を配置することが少なくありません。しかし、北東は日が当たらないので湿気が多く、健康を害する悪い気が入ってきます。その場合は扉の内側にシンメトリーの白いカーテンをかけましょう。白い盛り塩と同じような効果があります。

※週刊ポスト2012年9月7日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
生徒のスマホ使用を注意しても……(写真提供/イメージマート)
《教員の性犯罪事件続発》過去に教員による盗撮事件あった高校で「教員への態度が明らかに変わった」 スマホ使用の注意に生徒から「先生、盗撮しないで」
NEWSポストセブン
(写真/イメージマート)
《ロマンス詐欺だけじゃない》減らない“セレブ詐欺”、ターゲットは独り身の年配男性 セレブ女性と会って“いい思い”をして5万円もらえるが…性的欲求を利用した驚くべき手口 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”とは(左/YouTubeより、右/時事通信フォト)
《芸舞妓を自宅前までつきまとって動画を回して…》京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”「防犯ブザーを携帯する人も」複数の被害報告
NEWSポストセブン
由莉は愛子さまの自然体の笑顔を引き出していた(2021年11月、東京・千代田区/宮内庁提供)
愛子さま、愛犬「由莉」との別れ 7才から連れ添った“妹のような存在は登校困難時の良きサポート役、セラピー犬として小児病棟でも活動
女性セブン
インフルエンサーのアニー・ナイト(Instagramより)
海外の20代女性インフルエンサー「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画で8600万円ゲット…ついに夢のマイホームを購入
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
『帰れマンデー presents 全国大衆食堂グランプリ 豪華2時間SP』が月曜ではなく日曜に放送される(番組公式HPより)
番組表に異変?『帰れマンデー』『どうなの会』『バス旅』…曜日をまたいで“越境放送”が相次ぐ背景 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン