国内

ネットニュース編集者が選ぶ夏の3大ネット怪奇事件

『メルマガNEWSポストセブン』では、『ウェブはバカと暇人のもの』の著者としても知られるネット編集者の中川淳一郎氏が、その週にネットで話題になったニュースのツボを解説している。

 9月28日配信の33号では特別編として、毎回、立ち見が出るほどの大盛況となっている阿佐ヶ谷ロフトAの恒例のイベント『中川淳一郎とやまもといちろうと津田大介のオフ会』の模様を詳細リポート。会場で発表された、中川淳一郎氏が選んだ2012年6月から8月までの“ネット重大ニュース”の中から厳選した夏のネット怪奇事件3本を紹介しよう。

 * * *
●鬼束ちひろがツイッターで和田アキコや島田紳助を「殺してえ」

 ツイッターを始めたばかりの鬼束ちひろが、「あ~和田アキコ殺してえ」「なんとか紳助も殺してえ」と過激なツイートを投稿した事件。その後、所属事務所は「鬼束ちひろのTwitterでの発言につきまして、本人の大人げないいたずらな書き込みで波紋が広がり、問題の箇所は弊社にて即時削除致しましたが、関係各位に大変ご迷惑をおかけした事、世間をお騒がせした事に対し、深くお詫びを申し上げます」と謝罪した。

※参考リンク
・鬼束ちひろ事務所がtwitterの発言に謝罪『ハムスター速報』

●大津市中2いじめ自殺事件の犯人の名前をフジテレビが晒し上げ

 フジテレビの情報番組『とくダネ!』が、大津のいじめ自殺事件を報じた際、「男子生徒の遺族が損害賠償を求めた訴訟の準備書面」の文面を映した映像を放送。しかし、書面に載っていた加害生徒の名前の黒塗りが不十分だったために、簡単な画像加工で名前が判読できる状況となっていた。これにより、ネット上では加害者とされる生徒たちの実名が拡散する結果に。

※参考リンク
・【大津市】中二自殺のいじめっ子加害者の名前公開!!フジテレビがやらかしたあああああああwwww『暇つぶしニュース』

●デヴィ夫人、ブログで間違った「滋賀いじめ加害者」写真を投稿

 日本で起きている社会問題に鋭く切り込む記事を書くことで知られるデヴィ夫人が、大津のいじめ事件に関してネット上で上がっていた情報や写真などをそのままブログに掲載した結果、ネット上で有名な「チャリで来た」のプリクラに写っている4人組の1人を加害者としてアップしてしまった事件。ネット住民の“いたずら”が広まってしまう出来事であったが、イベントでは最も盛り上がるネタとなった。

※参考リンク
・デヴィ夫人、ブログで大津いじめ自殺加害少年の実名&顔写真を晒し上げ 関係ない「チャリで来た」画像の少年もとばっちりを受ける『ニュース2ちゃんねる』

※メルマガNEWSポストセブン33号

トピックス

大谷翔平が次のWBC出場へ 真美子さんの帰国は実現するのか(左・時事通信フォト)
《大谷翔平選手交えたLINEグループでやりとりも》真美子さん、産後対面できていないラガーマン兄は九州に…日本帰国のタイミングは
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(現場写真/読者提供)
【“分厚い黒ジャケット男” の映像入手】「AED持ってきて!」2人死亡・足立暴走男が犯行直前に見せた“奇妙な”行動
NEWSポストセブン
10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン
ミセス・若井(左、Xより)との“通い愛”を報じられたNiziUのNINA(右、Instagramより)
《ミセス若井と“通い愛”》「嫌なことや、聞きたくないことも入ってきた」NiziU・NINAが涙ながらに吐露した“苦悩”、前向きに披露した「きっかけになったギター演奏」
NEWSポストセブン
「ラオ・シルク・レジデンス」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
「華やかさと品の良さが絶妙」愛子さま、淡いラベンダーのワンピにピンクのボレロでフェミニンなコーデ
NEWSポストセブン
クマ被害で亡くなった笹崎勝巳さん(左・撮影/山口比佐夫、右・AFP=時事)
《笹崎勝巳レフェリー追悼》プロレス仲間たちと家族で送った葬儀「奥さんやお子さんも気丈に対応されていました」、クマ襲撃の現場となった温泉施設は営業再開
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さん
《笑福亭笑瓶さんらいなくなりリポーターが2人に激減》30年以上続く長寿番組『噂の!東京マガジン』存続危機を乗り越えた“楽屋会議”「全員でBSに行きましょう」
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン
日本全国でこれまでにない勢いでクマの出没が増えている
《猟友会にも寄せられるクレーム》罠にかかった凶暴なクマの映像に「歯や爪が悪くなってかわいそう」と…クレームに悩む高齢ベテランハンターの“嘆き”とは
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン