ライフ

洗濯王子が教える「いい香りが残る洗い方」天日より部屋干し

 柔軟剤後に香りをつけるための「衣類の香りづけ」というカテゴリーまで登場した最近の“香りブーム”。今年2月に発売された洗剤や柔軟剤にプラスする「衣類の香りづけ」という新ジャンル、P&Gの『レノアハピネス アロマジュエル』は、あまりの人気に一時出荷停止になったほどだ。

「特に洗剤や柔軟剤は、以前より“強いはっきりした香り”が好まれるようになっています」

 と分析するのは、香りに包まれた生活を提案するアロマインデリア代表の菊地真紀子さん。

「ここ数年、おしゃれの、つまり誰かのためではなく、自分の生活の中に好きな香りを取り入れたい、いいにおいに囲まれたいというニーズが高まっています。身近なところで贅沢をしたいという気運もあり、香水ほどは高くない、“ちょっと贅沢な柔軟剤”を楽しむという人が多いのではないでしょうか。洗濯している清潔なイメージを相手に持ってもらいたいと思う女性も多いようです」(菊地さん)

 女性セブンの読者に聞いてみると、「自分の洗濯物と子供のものなどで柔軟剤の香りを変える」、「違う香りの柔軟剤を混ぜて使う」、「洗剤のほのかな香りと柔軟剤のこくのある香りを楽しむ」など、数々のこだわりの声が。しかし同時に、「香りがうまく洗濯物に残らない」という人も多かった。

 50種以上の洗剤と柔軟剤を使いこなす“洗濯王子”こと、洗濯アドバイザーの中村祐一さんによると、いい香りを残すポイントは以下の3つだという。

●洗剤は無臭か香りがきつくないモノを選ぶ
●洗うときに水温を上げて汚れをしっかり落としておく
●乾燥機の高温で香りが飛ぶのでなるべく使用しない

 さらに、いい香りをがつく洗い方も教えてもらった。

【1】40℃くらいの水温で洗う。40℃のお湯に洗剤を入れ、20分つけおきするのでも可。
【2】すすぎは常温の水で2、3回。柔軟剤は洗濯機にセットしておけば、最後のすすぎの際に投入される。脱水が長すぎると柔軟剤の香りが飛ぶので、脱水は3分以下、薄手のものなら1分以下で。
【3】乾燥機は使わない。天日干しよりも、室内干しのほうが香りが残りやすい。

※女性セブン2012年10月11日号

関連キーワード

トピックス

石橋貴明の近影がXに投稿されていた(写真/AFLO)
《黒髪からグレイヘアに激変》がん闘病中のほっそり石橋貴明の近影公開、後輩プロ野球選手らと食事会で「近影解禁」の背景
NEWSポストセブン
秋の園遊会で招待者と歓談される秋篠宮妃紀子さま(時事通信フォト)
《陽の光の下で輝く紀子さまの“レッドヘア”》“アラ還でもふんわりヘア”から伝わる御髪への美意識「ガーリーアイテムで親しみやすさを演出」
NEWSポストセブン
24才のお誕生日を迎えられた愛子さま(2025年11月7日、写真/宮内庁提供)
《24歳の誕生日写真公開》愛子さま、ラオス訪問の準備進めるお姿 ハイネックにVネックを合わせて顔まわりをすっきりした印象に
NEWSポストセブン
ニューヨークのイベントでパンツレスファッションで現れたリサ(時事通信フォト)
《マネはお勧めできない》“パンツレス”ファッションがSNSで物議…スタイル抜群の海外セレブらが見せるスタイルに困惑「公序良俗を考えると難しいかと」
NEWSポストセブン
中国でライブをおこなった歌手・BENI(Instagramより)
《歌手・BENI(39)の中国公演が無事に開催されたワケ》浜崎あゆみ、大槻マキ…中国側の“日本のエンタメ弾圧”相次ぐなかでなぜ「地域によって違いがある」
NEWSポストセブン
韓国・漢拏山国立公園を訪れいてた中黒人観光客のマナーに批判が殺到した(漢拏山国立公園のHPより)
《スタバで焼酎&チキンも物議》中国人観光客が韓国の世界遺産で排泄行為…“衝撃の写真”が拡散 専門家は衛生文化の影響を指摘「IKEAのゴミ箱でする姿も見ました」
NEWSポストセブン
 チャリティー上映会に天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが出席された(2025年11月27日、撮影/JMPA)
《板垣李光人と同級生トークも》愛子さま、アニメ映画『ペリリュー』上映会に グレーのセットアップでメンズライクコーデで魅せた
NEWSポストセブン
リ・グァンホ容疑者
《拷問動画で主犯格逮捕》“闇バイト”をした韓国の大学生が拷問でショック死「電気ショックや殴打」「全身がアザだらけで真っ黒に」…リ・グァンホ容疑者の“壮絶犯罪手口”
NEWSポストセブン
渡邊渚アナのエッセイ連載『ひたむきに咲く』
「世界から『日本は男性の性欲に甘い国』と言われている」 渡邊渚さんが「日本で多発する性的搾取」について思うこと
NEWSポストセブン
“ミヤコレ”の愛称で親しまれる都プロにスキャンダル報道(gettyimages)
《顔を伏せて恥ずかしそうに…》“コーチの股間タッチ”報道で謝罪の都玲華(21)、「サバい〜」SNSに投稿していた親密ショット…「両親を悲しませることはできない」原点に立ち返る“親子二人三脚の日々”
NEWSポストセブン
ガーリーなファッションに注目が集まっている秋篠宮妃の紀子さま(時事通信フォト)
《ただの女性アナファッションではない》紀子さま「アラ還でもハート柄」の“技あり”ガーリースーツの着こなし、若き日は“ナマズの婚約指輪”のオーダーしたオシャレ上級者
NEWSポストセブン
世界中でセレブら感度の高い人たちに流行中のアスレジャーファッション(左・日本のアスレジャーブランド「RUELLE」のInstagramより、右・Backgrid/アフロ)
《広瀬すずもピッタリスパッツを普段着で…》「カタチが見える服」と賛否両論の“アスレジャー”が日本でも流行の兆し、専門家は「新しいラグジュアリーという捉え方も」と解説
NEWSポストセブン