国内

安倍総裁 Facebookに天丼、アイス写真UPは妻・昭恵さん助言

 9月26日、自民党総裁選に勝利した安倍晋三氏(58才)。安倍氏といえば5年前、厚労省認定の難病・潰瘍性大腸炎のため総理を辞任した経歴がある。

 1987年に結婚した妻の昭恵さん(50才)は、弱りきった夫を見て涙ながらにこう懇願した。

「あなた、政治家をやめて。こんな状況になってできるわけないでしょ」

 妻のこの言葉にも首を横に振ったというが、結局、満身創痍の安倍氏は総理を辞任せざるを得なかった。そんな心身ともに疲れ切っていた彼を昭恵さんは支え続けた。

 社交的で、会食の機会も多かった昭恵さんだったが、安倍氏の辞任以降は、自宅で夫婦ふたりきりの時間を過ごすよう心がけ、夫がリラックスできるように努めたという。

「安倍さんの大好きな任侠映画のDVDを見たり、ヒーリングミュージックを聴いたりしていたそうです」(全国紙政治部記者)

 また、昭恵さんは主治医と相談しながら、夫の健康を取り戻そうと、食事にも気を配った。

「毎朝、りんごとにんじんをミキサーにかけて特製ジュースを作ってあげていました」(安倍氏の知人)

 最近では、胃がんの原因となるピロリ菌を抑制する効果のある乳酸菌の入ったヨーグルトを、毎朝必ず出しているという。

「友人から腸にやさしいと聞いて出しているそうです。ご主人が飽きないように、フルーツを加えたり、塩を入れたりと、いろいろ工夫しているみたいです」(前出・安倍氏の知人)

 さらに昭恵さんは、夫の健康に少しでも役に立てばと、生命力エネルギーである波動についての勉強も始めたという。

「人間を含め、すべてのものには、固有の振動数、つまり“波動”があるそうです。人工的なものより、自然に近いものの方が良い波動があり、健康に良い影響を与えるそうです」(前出・安倍氏の知人)

 ときには、波動に詳しい専門家との勉強会を開いたこともあったという。

 こうした昭恵さんのサポートに加えて、2009年12月に、潰瘍性大腸炎の新薬『アサコール』が発売された。安倍氏は早速、この薬を服用すると、劇的に体調が改善。冒頭のように病気の克服宣言をするまでになった。

 しかし、吉祥寺セントラルクリニックの矢端正克院長はこんな警鐘を鳴らす。

「潰瘍性大腸炎は完治しない病気といわれます。今は、症状が薬で安定していても、もし首相になったら、再び大きなストレスがかかるでしょう。そうなった場合、症状が悪化する可能性はあります」

 症状を抑えるのに大きな効果を発揮する新薬でも、病気そのものを治すことはできないという。そのうえ潰瘍性大腸炎は、悪化すると大腸がんを併発するケースさえある病気だ。

 最近、安倍氏のフェイスブックには、秘書が写真付きでこんな日記を綴っている。

<安倍さんが「お腹すいた…『てんや』行こう!」と言い出し、みんなで近所の『てんや』で深夜の天丼!!>

<安倍さんはコンビニで大好きなアイスを購入。秘書にも『ガリガリ君』買ってくれました>

「実はこうした写真やコメントを載せるようになったのは、昭恵さんが、“病気が治ったと知ってもらうには、こういうことをした方がいい”とアドバイスしたからだそうです」(前出・政治部記者)

 4月27日のフェイスブックでは、本人が人間ドックの結果を発表。前述した大腸がん併発の可能性についても言及してみせた。

<炎症、潰瘍もすっかり消え、発がんのリスクも低下していることがわかりました>

※女性セブン2012年10月18日号

関連記事

トピックス

NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の打ち上げに参加したベッキー
《ザックリ背面ジッパーつきドレス着用》ベッキー、大河ドラマの打ち上げに際立つ服装で参加して関係者と話し込む「充実した日々」
NEWSポストセブン
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
雅子さまが三重県をご訪問(共同通信社)
《お洒落とは》フェラガモ歴30年の雅子さま、三重県ご訪問でお持ちの愛用バッグに込められた“美学” 愛子さまにも受け継がれる「サステナブルの心」
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
一般女性との不倫が報じられた中村芝翫
《芝翫と愛人の半同棲にモヤモヤ》中村橋之助、婚約発表のウラで周囲に相談していた「父の不倫状況」…関係者が明かした「現在」とは
NEWSポストセブン
山本由伸選手とモデルのNiki(共同通信/Instagramより)
《噂のパートナーNiki》この1年で変化していた山本由伸との“関係性”「今年は球場で彼女の姿を見なかった」プライバシー警戒を強めるきっかけになった出来事
NEWSポストセブン
マレーシアのマルチタレント「Namewee(ネームウィー)」(時事通信フォト)
人気ラッパー・ネームウィーが“ナースの女神”殺人事件関与疑惑で当局が拘束、過去には日本人セクシー女優との過激MVも制作《エクスタシー所持で逮捕も》
NEWSポストセブン
デコピンを抱えて試合を観戦する真美子さん(時事通信フォト)
《真美子さんが“晴れ舞台”に選んだハイブラワンピ》大谷翔平、MVP受賞を見届けた“TPOわきまえファッション”【デコピンコーデが話題】
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組・司忍組長2月引退》“竹内七代目”誕生の分岐点は「司組長の誕生日」か 抗争終結宣言後も飛び交う「情報戦」 
NEWSポストセブン
活動を再開する河下楽
《独占告白》元関西ジュニア・河下楽、アルバイト掛け持ち生活のなか活動再開へ…退所きっかけとなった騒動については「本当に申し訳ないです」
NEWSポストセブン
ハワイ別荘の裁判が長期化している
《MVP受賞のウラで》大谷翔平、ハワイ別荘泥沼訴訟は長期化か…“真美子さんの誕生日直前に審問”が決定、大谷側は「カウンター訴訟」可能性を明記
NEWSポストセブン
11月1日、学習院大学の学園祭に足を運ばれた愛子さま(時事通信フォト)
《ひっきりなしにイケメンたちが》愛子さま、スマホとパンフを手にテンション爆アゲ…母校の学祭で“メンズアイドル”のパフォーマンスをご観覧
NEWSポストセブン