芸能

異母兄弟・山本寛斎と伊勢谷友介 TV初共演で父のDNA語る

毎週日曜日23:30からオンエアされている対談番組『アシタスイッチ』(TBS系)が、10月7日、14日と立て続けに話題の二人をブッキングした。7日はファッション・デザイナーの山本寛斎(68)と俳優・伊勢谷友介(36)。14日はスピリチュアリストの江原啓之(48)と俳優・塩谷瞬(30)だ。

 * * *
 山本と伊勢谷は、異母兄弟。これまでに会ったことはあるものの、メディアで共演するのは今回が初めて。共通の父について、そしてその父のDNAを継ぐ者たちとして、人生にどう向き合うかを熱く語った。

■「恋多き父の遺伝子 伊勢谷が受け継いでいる」(山本)

何人もの女性と結婚と離婚を繰り返した父について、山本は、自身はそれが反面教師になったという。人を愛するということは、年単位のようなスパンでは語れないとする山本は、恋多き男といわれる伊勢谷に、そのプレイボーイっぷりが「超一級」と斬りこむ。

そして山本は、伊勢谷が恋愛を繰り返す理由は、3歳で父と別れ、母の手ひとつで育てられたことにあるのではないかと分析。「無意識のうちに自分の女性のイメージが、母と重なるのではないか」という山本の質問に対して、伊勢谷は「付き合う女性に母を求めている気はない」と否定するが、30歳を過ぎ、自分のなかで認識してきた自分の問題は、父からの何かにあるのではないかと思い始めてきたとき、初めて父親の墓参りに行ったことを明かす。

■「人のために生きて自分が生かされる」(伊勢谷)

伊勢谷は、墓参りに行った理由について「(父が)人に望まれることをあまりしてこなかったということを母からきいて興味をもった」と説明する。何か悪い部分を受け継いでいるとすれば、父親の生き方に自身が向き合うことで、そうなってはいけない、ならないようにしたいという覚悟だ。

そして、父親の育ちについて、両親が忙しく愛情が足りなかったことに触れ、「自分は母一人の手で育てられたが、祖父母も一緒に住んで、たくさんの愛情をもらった」と振り返る。「自分がなりたい自分を想像して、自分を律してっていうのが自分の生きる道かなと」(伊勢谷)

俳優としての才能だけでなく、映画監督、実業家、などマルチに活動する伊勢谷だが、ファッション一本でやってきた山本にしてみれば、「勝負の場が低すぎる」。山本は伊勢谷に俳優一本で何故やらないのかと迫るが、“人類が地球に生き残るためのプロジェクト”リバースプロジェクトの代表を務める伊勢谷は、今いちばんのモチベーションは「社会貢献」なのだという。

「自分のために生きていない。人のために生きて、自分が生きることができる」という伊勢谷は、言葉にこそしないが、人に望まれて生きなかった父の分まで生きようとしているかのようでもある。

 番組では、その他仕事に対する生き方について、山本が伊勢谷に檄を飛ばす一幕も。山本の兄としての想い、伊勢谷の“山本とは出発点も目指すものも違う”という想い――。

 なお、14日にオンエアされる江原・塩谷の回は、二人の壮絶なる過去が語られるという。「二股交際」「涙の会見」で一躍時の人となった塩谷に対する江原の発言が注目される。


関連記事

トピックス

運転席に座る広末涼子容疑者
《事故後初の肉声》広末涼子、「ご心配をおかけしました」騒動を音声配信で謝罪 主婦業に励む近況伝える
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン
鶴保庸介氏の失言は和歌山選挙区の自民党候補・二階伸康氏にも逆風か
「二階一族を全滅させる戦い」との声も…鶴保庸介氏「運がいいことに能登で地震」発言も攻撃材料になる和歌山選挙区「一族郎党、根こそぎ潰す」戦国時代のような様相に
NEWSポストセブン
山尾志桜里氏に「自民入りもあり得るか」聞いた
【国民民主・公認取り消しの余波】無所属・山尾志桜里氏 自民党の“後追い公認”めぐる記者の直撃に「アプローチはない。応援に来てほしいくらい」
NEWSポストセブン
レッドカーペットを彩った真美子さんのピアス(時事通信)
《価格は6万9300円》真美子さんがレッドカーペットで披露した“個性的なピアス”はLAデザイナーのハンドメイド品! セレクトショップ店員が驚きの声「どこで見つけてくれたのか…」【大谷翔平と手繋ぎ登壇】
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
サークル活動に精を出す悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
《普通の大学生として過ごす等身大の姿》悠仁さまが筑波大キャンパス生活で選んだ“人気ブランドのシューズ”ロゴ入りでも気にせず着用
週刊ポスト
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
遠野なぎこさん(享年45)、3度の離婚を経て苦悩していた“パートナー探し”…それでも出会った「“ママ”でいられる存在」
NEWSポストセブン
レッドカーペットに登壇した大谷夫妻(時事通信フォト)
《産後“ファッション迷子期”を見事クリア》大谷翔平・真美子さん夫妻のレッドカーペットスタイルを専門家激賞「横顔も後ろ姿も流れるように美しいシルエット」【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 石破政権が全国自治体にバラ撒いた2000億円ほか
「週刊ポスト」本日発売! 石破政権が全国自治体にバラ撒いた2000億円ほか
NEWSポストセブン