ライフ

南雲吉則医師提唱の顔のむくみ除去法 朝起きてすぐガムを噛む

 朝起きて顔がパンパンにむくんでいてゾッとする…。誰しもが経験したことのある顔の「むくみ」の取り方について、南雲吉則医師が解説する。

 * * *
 水分が原因のむくみは、主に顔に表れることが多いね。自然の中で生きる動物って、いつ水が飲めるかわからない状況で暮らしているよね。だから、水を飲めるときにたくさん飲んで、摂取した水分を体の中に蓄える機能が備わったんだ。

 さて、その水分はどこに蓄えられると思う? 血液中だと水を飲むたびに血液が薄くなっちゃうから生きていけないよね。では細胞の中…? 水を飲むたびに細胞がふやけて、喉が渇くたびに細胞が干からびる危険にさらされるなんて、たまったもんじゃない。

 血管の中でなく、細胞の中でもない場所、それが“間質”と呼ばれる、細胞と細胞の間。ここに必要以上に水分が蓄えられた状態を、“むくみ”と呼ぶんだ。

 よく、“朝起きるとすぐに水やお茶を飲むほうがいい”なんていうけれど、実はこれは間違い。朝、鏡で自分の顔を見てむくんでいたら、まずその水分を使うことを考えなきゃいけないんだね。

 そこでぼくが考えたのがガムでむくみを取る方法。朝起きて顔がむくんでいるなと思ったら、まずはガムを噛もう。ガムを噛むと、体の中にある余分な水分が唾液として出てくるんだ。唾液がたくさんあれば、喉がカラカラに渇くこともない。水の飲みすぎはむくみを強くしたり、トイレの回数を増やすだけだから、水分は、喉が渇いたときにだけ摂ればいいんだよ。

※女性セブン2012年12月20日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

2011年に放送が開始された『ヒルナンデス!!』(HPより/時事通信フォト)
《日テレ広報が回答》ナンチャン続投『ヒルナンデス!』打ち切り報道を完全否定「終了の予定ない」、終了説を一蹴した日テレの“ウラ事情”
NEWSポストセブン
青森県東方沖地震を受けての中国の反応は…(時事通信フォト)
《完全な失敗に終わるに違いない》最大震度6強・青森県東方沖地震、発生後の「在日中国大使館」公式Xでのポスト内容が波紋拡げる、注目される台湾総統の“対照的な対応”
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
《名古屋主婦殺害》「あの時は振ってごめんねって会話ができるかなと…」安福久美子容疑者が美奈子さんを“土曜の昼”に襲撃したワケ…夫・悟さんが語っていた「離婚と養育費の話」
NEWSポストセブン
卓球混合団体W杯決勝・中国-日本/張本智和(ABACA PRESS/時事通信フォト)
《日中関係悪化がスポーツにも波及》中国の会場で大ブーイングを受けた卓球の張本智和選手 中国人選手に一矢報いた“鬼気迫るプレー”はなぜ実現できたのか?臨床心理士がメンタルを分析
NEWSポストセブン
数年前から表舞台に姿を現わさないことが増えた習近平・国家主席(写真/AFLO)
執拗に日本への攻撃を繰り返す中国、裏にあるのは習近平・国家主席の“焦り”か 健康不安説が指摘されるなか囁かれる「台湾有事」前倒し説
週刊ポスト
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
週刊ポスト
優勝パレードでは終始寄り添っていた真美子夫人と大谷翔平選手(キルステン・ワトソンさんのInstagramより)
《大谷翔平がWBC出場表明》真美子さん、佐々木朗希の妻にアドバイスか「東京ラウンドのタイミングで顔出ししてみたら?」 日本での“奥様会デビュー”計画
女性セブン
パーキンソン病であることを公表した美川憲一
《美川憲一が車イスから自ら降り立ち…》12月の復帰ステージは完売、「洞不全症候群」「パーキンソン病」で活動休止中も復帰コンサートに懸ける“特別な想い”【ファンは復帰を待望】 
NEWSポストセブン
「交際関係とコーチ契約を解消する」と発表した都玲華(Getty Images)
女子ゴルフ・都玲華、30歳差コーチとの“禁断愛”に両親は複雑な思いか “さくらパパ”横峯良郎氏は「痛いほどわかる」「娘がこんなことになったらと考えると…」
週刊ポスト
話題を呼んだ「金ピカ辰己」(時事通信フォト)
《オファーが来ない…楽天・辰己涼介の厳しいFA戦線》他球団が二の足を踏む「球場外の立ち振る舞い」「海外志向」 YouTuber妻は献身サポート
NEWSポストセブン
海外セレブも愛用するアスレジャースタイル(ケンダル・ジェンナーのInstagramより)
「誰もが持っているものだから恥ずかしいとか思いません」日本の学生にも普及する“カタチが丸わかり”なアスレジャー オフィスでは? マナー講師が注意喚起「職種やTPOに合わせて」
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「旧統一教会から返金され30歳から毎月13万円を受け取り」「SNSの『お金配ります』投稿に応募…」山上徹也被告の“経済状況のリアル”【安倍元首相・銃撃事件公判】
NEWSポストセブン