ライフ

杉村太蔵氏 姑の自慢話に悩む主婦に「ビデオカメラを向けろ」

 薄口政治評論家の杉村太蔵・元衆議院議員(33才)が、女性セブン読者のお悩みを解決! 今回は、自慢話ばかりする高齢の姑に困る主婦からの相談だ。

 * * *
【相談】
 ひとり暮らしだった姑が高齢になったため、同居することに。しかし毎日、自分の昔の話ばかり。夫とは大恋愛で結婚した、20代のころは複数の男性から言い寄られたなど自慢話が多い。最初は聞いていたのですが、毎日同じ話の繰り返しなのでうんざりしています。最近、適当にあしらっていると“嫁が無視をする”と近所に言いふらしているようで、困っています。(56才・専業主婦)

【杉村太蔵の回答】
 あなたに積極的に話しかけようとしているところを見ると嫁姑仲は悪くなさそうですね。だったら、外で悪口ぐらい言われていてもいいじゃないですか。お姑さんが嫁の愚痴をこぼすなんて、大昔からあったことでしょうから。

 それにお姑さんもさびしいんでしょうね。誰も話す相手がいないから、あなたに同じ話をする。話も長くなるでしょうから毎回、同じ話を聞かされ食傷気味になっているあなたの気持ちもよく理解できます。思い切って外に出かけるのもいいですが、なかなかそうもいかないこともあるでしょう。

 昔の思い出話をするのは現在の生活に刺激がないからかもしれません。だったら思い切って家族で旅行に連れていって、新しい思い出を作るのもひとつの手。もしその余裕がなければ、お姑さんが話そうとする前に「ちょっと待って。お義母さんの話、いい話だから記念にビデオカメラに撮ってもいいかしら」と言ってカメラを向ける方法もある。

 人間、カメラを向けられると途端に話せなくなるものです。うちの家内だってそう。くたくたになって自宅に帰ると、ぼくが番組で共演したタレントさんについて、「その人の離婚話はどうなるの?」とかいちいち聞いてくるんですよ。でも、テレビにはいっさい出たくないと言うし、カメラを向けると話せなくなるのでしょう。

 だからビデオカメラでお姑さんが話している姿を録画してあとで一緒に見る。するとお姑さんだって、自分を客観的に見ることができて、場合によっては何度も話をするのをやめてくれるかもしれません。

 それに1日に何度も同じ話をするようであれば、場合によっては認知症の疑いもあるかもしれません。その時に行動を録画しておけば、のちに専門医に相談するときもわかりやすいでしょう。

※女性セブン2012年12月27日・2013年1月1日号

関連記事

トピックス

若手俳優として活躍していた清水尋也(時事通信フォト)
「もしあのまま制作していたら…」俳優・清水尋也が出演していた「Honda高級車CM」が逮捕前にお蔵入り…企業が明かした“制作中止の理由”《大麻所持で執行猶予付き有罪判決》
NEWSポストセブン
「正しい保守のあり方」「政権の右傾化への憂慮」などについて語った前外相。岩屋毅氏
「高市首相は中国の誤解を解くために説明すべき」「右傾化すれば政権を問わずアラートを出す」前外相・岩屋毅氏がピシャリ《“存立危機事態”発言を中学生記者が直撃》
NEWSポストセブン
3児の母となった加藤あい(43)
3児の母となった加藤あいが語る「母親として強くなってきた」 楽観的に子育てを楽しむ姿勢と「好奇心を大切にしてほしい」の思い
NEWSポストセブン
「戦後80年 戦争と子どもたち」を鑑賞された秋篠宮ご夫妻と佳子さま、悠仁さま(2025年12月26日、時事通信フォト)
《天皇ご一家との違いも》秋篠宮ご一家のモノトーンコーデ ストライプ柄ネクタイ&シルバー系アクセ、佳子さまは黒バッグで引き締め
NEWSポストセブン
過去にも”ストーカー殺人未遂”で逮捕されていた谷本将志容疑者(35)。判決文にはその衝撃の犯行内容が記されていた(共同通信)
神戸ストーカー刺殺“金髪メッシュ男” 谷本将志被告が起訴、「娘がいない日常に慣れることはありません」被害者の両親が明かした“癒えぬ悲しみ”
NEWSポストセブン
ハリウッド進出を果たした水野美紀(時事通信フォト)
《バッキバキに仕上がった肉体》女優・水野美紀(51)が血生臭く殴り合う「母親ファイター」熱演し悲願のハリウッドデビュー、娘を同伴し現場で見せた“母の顔” 
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の抗争相手が沈黙を破る》神戸山口組、絆會、池田組が2026年も「強硬姿勢」 警察も警戒再強化へ
NEWSポストセブン
木瀬親方
木瀬親方が弟子の暴力問題の「2階級降格」で理事選への出馬が絶望的に 出羽海一門は候補者調整遅れていたが、元大関・栃東の玉ノ井親方が理事の有力候補に
NEWSポストセブン
和歌山県警(左、時事通信)幹部がソープランド「エンペラー」(右)を無料タカりか
《和歌山県警元幹部がソープ無料タカり》「身長155、バスト85以下の細身さんは余ってませんか?」摘発ちらつかせ執拗にLINE…摘発された経営者が怒りの告発「『いつでもあげられるからね』と脅された」
NEWSポストセブン
結婚を発表した趣里と母親の伊藤蘭
《趣里と三山凌輝の子供にも言及》「アカチャンホンポに行きました…」伊藤蘭がディナーショーで明かした母娘の現在「私たち夫婦もよりしっかり」
NEWSポストセブン
高石あかりを撮り下ろし&インタビュー
『ばけばけ』ヒロイン・高石あかり・撮り下ろし&インタビュー 「2人がどう結ばれ、『うらめしい。けど、すばらしい日々』を歩いていくのか。最後まで見守っていただけたら嬉しいです!」
週刊ポスト
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
《恐怖のマッサージルームと隠しカメラ》10代少女らが性的虐待にあった“悪魔の館”、寝室の天井に設置されていた小さなカメラ【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン