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写真共有サイト・インスタグラムとツイッターが全面戦争突入

『メルマガNEWSポストセブン』では、『ウェブはバカと暇人のもの』の著者としても知られるネット編集者の中川淳一郎氏が、その週にネットで話題になったニュースのツボを解説している。12月14日配信の『メルマガNEWSポストセブンVol.44』でも、

「大阪の高校生が『閉じ込められた。助けて』と12月7日の東北地震でデマツイートし炎上」
「ほしのあき ステマをしていたことを認める。芸能人続々ブログ削除」

など、その週にネット上で起きた様々な事件を紹介しているこのコーナー。なかでも今週「もっともネット的」とでもいうべきネタが「Instagramの写真がツイッターで見られなくなる」というネタだ。

 * * *

 ツイッターが爆発的人気になった理由の一つは、「写真を見せることができる」点にもあったでしょう。「lockerz」や「Twitpic」に加え、写真共有サイトのInstagramが大きな役割を果たしていましたが、なんと、Instagramの写真をツイッターで見られなくなってしまったのです。

 InstagramはFacebookから約10億ドルで買収されるほど、期待のサービスなわけですが、FacebookがライバルのツイッターにInstagramの写真を使わせたくない、と考えたのでしょうか。

 ネットのサービスってものは、自分のところだけに留めるのではなく、様々な場所に拡散してこそ価値を持つと思うのですが、今回は強行しましたねぇ。

 ネット上でも、今回の措置には残念がる声が多数です。

「サービスを提供する企業をどこまで信用できるのかについて、考えさせられる事例だと思います」
「不便!復活求む!」
「ソーシャルサービスがソーシャルであることを否定することほど愚かなことはない」

 一度こうやって不評を買ってしまうと、けっこうネットユーザーはこのことを覚えていて仮にサービスをもう一度使えるようになっても別のサービスを意地でも使うことがあります。Instagram、非常に多くの人から愛されていたサービスなだけに、これがきっかけで衰退の道をたどる、なんてことにならなければいいですね。

※参考サイト
・instagram

※『メルマガNEWSポストセブンVol.44』

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