スポーツ

浅田真央 努力する天才――“成長し続ける”ための6つの要素

浅田真央が順調だ。9日、ロシアのソチでおこなわれたグランプリ(GP)ファイナルでは、4年ぶりに優勝。23日の全日本選手権では、2年連続6回目の優勝を果たした。世界選手権の出場も決定している。

とはいえ、本人は“好調”とは思っていない。グランプリ(GP)ファイナルでは腰痛があったことを明かしていたほか、全日本選手権では構成点で最高得点をマークしたものの、ジャンプで犯したミスについて「良かった部分と悪かった部分があって、課題が見つかった。次に向けて頑張ろうと思った」などと語っていた。

結果ではなく、自分のなかでの課題をクリアしたかどうかこそが問題であり、常に挑戦し続けてきた浅田選手。そんな浅田選手の、ポジティブな“未来に向かって新しい挑戦に取り組む”スタンスに共感し、ブランドパートナーに選んだ住友生命は、浅田選手の出演するCM「私を強くするもの」で浅田選手を“練習、失敗、家族、涙、声援、プレッシャー、未来”と表現。「練習」「失敗」「家族」「涙」「声援」「プレッシャー」という6つの要素こそが「未来」をつくるとし、浅田選手の幼少時や練習風景などをつないだ動画である。

誰よりも練習する努力家。しかしたくさん練習しても失敗する大会もある。失敗といえば、なかなかジャンプを飛べず、悔し涙に暮れる浅田選手の姿を覚えている人も多いだろう。それでも浅田は練習こそが成功につながると、さらに努力する。そして家族。大切な家族のなかでも、いつも傍らには姉の浅田舞がいる。誰よりも浅田選手の理解者であり、「真央は私の誇り」と言い切る姉だ。プレッシャーは自分を信じることと、声援ではねのける――同社はその“声援”部分で浅田選手の支えになればと、スペシャルサイトを開設。浅田選手に贈るメッセージを募集し、浅田選手へ届けている。

辛い練習や腰の痛みがあっても、決して“悲愴な姿”を見せることなく、いつも天真爛漫なスマイルの印象が強い浅田選手だが、自信は「ひとつずつ終えた演技を積み重ねて」つけていくしかないもの。努力家で、タフ。ブレないその姿勢こそが、浅田選手を支える力となっているのだろう。

関連記事

トピックス

永野芽郁の近影が目撃された(2025年10月)
《プラダのデニムパンツでお揃いコーデ》「男性のほうがウマが合う」永野芽郁が和風パスタ店でじゃれあった“イケメン元マネージャー”と深い信頼関係を築いたワケ
NEWSポストセブン
多くの外国人観光客などが渋谷のハロウィンを楽しんだ
《渋谷ハロウィン2025》「大麻の匂いがして……」土砂降り&厳戒態勢で“地下”や“クラブ”がホットスポット化、大通りは“ボヤ騒ぎ”で一時騒然
NEWSポストセブン
声優高槻かなこ。舞台や歌唱、配信など多岐にわたる活躍を見せる
【独占告白】声優・高槻かなこが語る「インド人との国際結婚」の真相 SNS上での「デマ情報拡散」や見知らぬ“足跡”に恐怖
NEWSポストセブン
人気キャラが出現するなど盛り上がりを見せたが、消防車が出動の場面も
渋谷のクラブで「いつでも女の子に(クスリ)混ぜますよ」と…警察の本気警備に“センター街離れ”で路上からクラブへ《渋谷ハロウィン2025ルポ》
NEWSポストセブン
クマによる被害
「走って逃げたら追い越され、正面から顔を…」「頭の肉が裂け頭蓋骨が見えた」北秋田市でクマに襲われた男性(68)が明かした被害の一部始終《考え方を変えないと被害は増える》
NEWSポストセブン
園遊会に出席された愛子さまと佳子さま(時事通信フォト/JMPA)
「ルール違反では?」と危惧する声も…愛子さまと佳子さまの“赤色セットアップ”が物議、皇室ジャーナリストが語る“お召し物の色ルール”実情
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
「日本ではあまりパートナーは目立たない方がいい」高市早苗総理の夫婦の在り方、夫・山本拓氏は“ステルス旦那”発言 「帰ってきたら掃除をして入浴介助」総理が担う介護の壮絶な状況 
女性セブン
9月に開催した“全英バスツアー”の舞台裏を公開(インスタグラムより)
「車内で謎の上下運動」「大きく舌を出してストローを」“タダで行為できます”金髪美女インフルエンサーが公開した映像に意味深シーン
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる(クマの画像はサンプルです/2023年秋田県でクマに襲われ負傷した男性)
《コォーってすごい声を出して頭をかじってくる》住宅地に出没するツキノワグマの恐怖「顔面を集中的に狙う」「1日6人を無差別に襲撃」熊の“おとなしくて怖がり”説はすでに崩壊
NEWSポストセブン
「原点回帰」しつつある中川安奈・フリーアナ(本人のInstagramより)
《腰を突き出すトレーニング動画も…》中川安奈アナ、原点回帰の“けしからんインスタ投稿”で復活気配、NHK退社後の活躍のカギを握る“ラテン系のオープンなノリ”
NEWSポストセブン
真美子さんが完走した「母としてのシーズン」
《真美子さんの献身》「愛車で大谷翔平を送迎」奥様会でもお酒を断り…愛娘の子育てと夫のサポートを完遂した「母としての配慮」
NEWSポストセブン
11歳年上の交際相手に殺害されたとされるチャンタール・バダルさん(21)千葉県の工場でアルバイトをしていた
「肌が綺麗で、年齢より若く見える子」ホテルで交際相手の11歳年下ネパール留学生を殺害した浅香真美容疑者(32)は実家住みで夜勤アルバイト「元公務員の父と温厚な母と立派な家」
NEWSポストセブン