芸能

元日テレ藪本雅子アナ うつ気味になってお酒に走ったことも

 まさにテレビの中の“アイドル”として人気を博している女子アナウンサー。本来はテレビ局の社員という立場の女子アナが、「身近なアイドル」となる流れを決定づけたのが、フジテレビの1988年入社組「花の3人娘」こと、有賀さつき(47才)、花田景子(旧姓・河野・48才)、八木亜希子(47才)だ。1990年代にかけて、バラエティーに報道にと、連日テレビで見かけない日がないほどの活躍で、女子アナブームを牽引した。

 日本テレビはフジテレビに対抗するように1993年、永井美奈子(47才)、藪本雅子さん(45才)、米森麻美さん(享年34)の女子アナユニット「DORA」を作った。そのメンバーで、人気アナとしてバラエティー番組にひっぱりだこだった藪本さんは当時をこう振り返る。

「なかなか仕事が楽しめないというか、面白いと思えなくて、バラエティーは自分でやっていてつらかったですね。女子アナはチヤホヤされているというイメージがあるかもしれませんが、当意即妙の受け答えができずにディレクターから厳しく注意されて落ち込むことが多かった。

 飽きられないように番組を降ろされないようにって、必死でしたが、うつ気味になって、お酒に走ったこともありました。仕事の達成感が得られたのは、30才の時に異動願を出して記者になってからです」

 1980年に、フジテレビに入社した坂野尚子さん(55才)もこんな悩みを抱えていたという。

「私は報道系の仕事をやりたかったのですが、生活情報番組で事件や芸能のリポートなど、本意ではない仕事をやらされることも多かったです。

 一度、『なるほど!ザ・ワールド』のレポーターに、という話があったのですが、当時やっていた番組から抜けられると困るというので、希望が叶わなかったんです。プロデューサーに『組織の中のことがあって、できないんだ』と言われたときに、要は私もサラリーマンなんだなって」

※女性セブン2013年2月7日号

関連記事

トピックス

所属事務所は不倫を否定(時事通信フォト)
《星野源と新垣結衣が完全否定》「ネカフェ生活」NHK・林田理沙アナとの疑惑拡散の背景「事務所が異例の高速対応」をした理由
NEWSポストセブン
幼稚園をご訪問され、子供たちに声を掛けられた天皇陛下
天皇皇后両陛下が幼稚園をご訪問 工作の様子を見守られ「どんなものができるのかな」と笑顔で声をかけられる場面も
女性セブン
杉咲花と若葉竜也に熱愛が発覚
【初ロマンススクープ】杉咲花が若葉竜也と交際!自宅でお泊り 『アンメット』での共演を機に距離縮まる
女性セブン
5月に入り病状が急変し、帰らぬ人となった中尾彬さん
【中尾彬さん逝去】数か月体調優れず、5月に入って容体が急変 葬儀は近親者のみ、妻・池波志乃さんは憔悴しながらも参列者に感謝
女性セブン
新しいヘアースタイルの大谷翔平
《大谷翔平の新ヘアスタイル》“切ってもらうと成績が向上する”と評判の美容師が担当 ソウルで水原被告と一緒にカット、料金は大谷が支払う
女性セブン
全国赤十字大会ではスピーチに目を潤ませる場面もあった(4月、東京・千代田区。写真/JMPA)
『虎に翼』を楽しんでいらっしゃる雅子さまと愛子さま 女性天皇への期待高まるなか、揺れるお立場に「日本初の女性弁護士の物語」を重ねられて
女性セブン
女子ゴルフ界の新星として注目を集める清本美波
【プロテストでトップ合格】女子ゴルフ界の新星・清本美波、女子大生と二足のわらじを履く18歳「目標はタイガー・ウッズ」
週刊ポスト
フリーになるも苦戦が続く上重聡アナ
《超大型連休続く?》元日テレ・上重聡アナ、「交渉しまして」古巣復帰の苦境 根強い“利益供与問題”のイメージ、自虐ネタに活路か
NEWSポストセブン
詐取の疑いで逮捕された元宝塚“大滝子”こと光原エミカ(HPより)
《『水ダウ』ざます企画に出演》元宝塚・月組トップスターが現金1000万円詐取の疑いで逮捕「ディナーショーが8万円に値上がり」ファンが察知した違和感
NEWSポストセブン
亡くなったシャニさん
《7か月を経て…》ハマスに半裸で連行された22歳女性が無言の帰宅、公表された最期の姿「遺体の状態は良好」「肌もタトゥーもきれいに見える」
NEWSポストセブン
中尾彬さん(時事通信フォト)
《“ねじねじ”で愛された中尾彬さん(81)が急逝》大病を機に始めていた“終活”、コワモテ俳優からコメンテーターとして人気を博した晩年
NEWSポストセブン
ギャンブル好きだったことでも有名
【徳光和夫が明かす『妻の認知症』】「買い物に行ってくる」と出かけたまま戻らない失踪トラブル…助け合いながら向き合う「日々の困難」
女性セブン