ライフ

家庭内別居を続ける心構え「家事はバイト」「夫は透明人間」

 夫婦関係が冷め切ったのであれば、すぐに離婚してしまえばいい──そう考える人も少なくないだろうが、妻にしてみれば、子供の問題や収入・生活の問題があるため、簡単に離婚に踏み切れず、“家庭内別居”という選択肢を選ぶケースもあるだろう。しかし、好きでもない夫と生活を続けるのは難しいこと。どうにかして、家庭内別居を続けるための意識改革が必要となる。

 例えば、Aさん(43才・主婦)は自分自身を妻ではなく、あえてハウスキーパーだと考えることで、大きな意識改革を遂げたという。

「洗濯や掃除など、“夫のため”と思うと苦でしかたない。だから、ハウスキーパーになったつもりで、感情を交えず、仕事として淡々とやっているんです。毎月、バイト料という名目で生活費から3万円を私の口座に振り込むようにしたんですが、そろそろ150万円を超えるかな。通帳の金額を見るたび、イライラした気持ちもおさまるから不思議です。やっていることは同じなのに(笑い)」(Aさん)

 そんなAさんも、朝食や夕食は家族そろって食卓を囲んでいる。24時間、夫とまったく顔を合わさずに過ごすことは難しい。しかし、そこにも意識変革があるそうで…。

「夫は透明人間だと思って(笑い)、話す時は、“3ない対応”で乗り切ります。夫には“逆らわない”“否定しない”“反論しない”。これに徹してさえいれば、面倒な会話も短くすませられるし、厄介な揉め事にも発展しません」(前出・Aさん)

 口答えや自分の意見はぐっと抑え、ひたすら首を縦にふる。ストレスが溜まりそうだが、透明人間と思えば、そうでもないんだそうな。

※女性セブン2013年2月28日号

関連記事

トピックス

キャンパスライフをスタートされた悠仁さま
《5000字超えの意見書が…》悠仁さまが通う筑波大で警備強化、出入り口封鎖も 一般学生からは「厳しすぎて不便」との声
週刊ポスト
事実上の戦力外となった前田健太(時事通信フォト)
《あなたとの旅はエキサイティングだった》戦力外の前田健太投手、元女性アナの年上妻と別居生活 すでに帰国の「惜別SNS英文」の意味深
NEWSポストセブン
1992年にデビューし、アイドルグループ「みるく」のメンバーとして活躍したそめやゆきこさん
《熱湯風呂に9回入湯》元アイドル・そめやゆきこ「初海外の現地でセクシー写真集を撮ると言われて…」両親に勘当され抱え続けた“トラウマ”の過去
NEWSポストセブン
左:激太り後の水原被告、右:
【激太りの近況】水原一平氏が収監延期で滞在続ける「家賃2400ドル新居」での“優雅な生活”「テスラに乗り、2匹の愛犬とともに」
NEWSポストセブン
折田楓氏(本人のinstagramより)
「身内にゆるいねアンタら、大変なことになるよ!」 斎藤元彦兵庫県知事と「merchu」折田楓社長の“関係”が県議会委員会で物議《県知事らによる“企業表彰”を受賞》
NEWSポストセブン
エライザちゃんと両親。Facebookには「どうか、みんな、ベイビーを強く抱きしめ、側から離れないでくれ。この悲しみは耐えられない」と綴っている(SNSより)
「この悲しみは耐えられない」生後7か月の赤ちゃんを愛犬・ピットブルが咬殺 議論を呼ぶ“スイッチが入ると相手が死ぬまで離さない”危険性【米国で悲劇、国内の規制は?】
NEWSポストセブン
笑顔に隠されたムキムキ女将の知られざる過去とは…
《老舗かまぼこ屋のムキムキ女将》「銭湯ではタオルで身体を隠しちゃう」一心不乱に突き進む“筋肉道”の苦悩と葛藤、1度だけ号泣した過酷減量
NEWSポストセブン
横山剣(右)と岩崎宏美の「昭和歌謡イイネ!」対談
【横山剣「昭和歌謡イイネ!」対談】岩崎宏美が語る『スター誕生!』秘話 毎週500人が参加したオーディション、トレードマークの「おかっぱ」を生んだディレクターの“暴言”
週刊ポスト
“ボディビルダー”というもう一つの顔を持つ
《かまぼこ屋の若女将がエプロン脱いだらムキムキ》体重24キロ増減、“筋肉美”を求めて1年でボディビル大会入賞「きっかけは夫の一声でした」
NEWSポストセブン
母・佳代さんのエッセイ本を絶賛した小室圭さん
小室圭さん “トランプショック”による多忙で「眞子さんとの日本帰国」はどうなる? 最愛の母・佳代さんと会うチャンスが…
NEWSポストセブン
春の雅楽演奏会を鑑賞された愛子さま(2025年4月27日、撮影/JMPA)
《雅楽演奏会をご鑑賞》愛子さま、春の訪れを感じさせる装い 母・雅子さまと同じ「光沢×ピンク」コーデ
NEWSポストセブン
自宅で
中山美穂はなぜ「月9」で大記録を打ち立てることができたのか 最高視聴率25%、オリコン30万枚以上を3回達成した「唯一の女優」
NEWSポストセブン