ライフ

杉村太蔵が実体験で提案する費用をおさえて記憶に残る結婚式

 バラエティー番組で活躍中の杉村太蔵・元衆議院議員(33才)が、女性セブン読者のお悩みにアドバイス。今回は、結婚式に関する相談です。

【読者からの相談】
 28才の息子が結婚することになりました。うちは裕福ではなく、できれば親族だけでジミ婚にしたいのですが、お相手は「一生に一度だから記憶に残る式にしたい」と豪華な式を望んでいるようです。豪華な式だとお金がかかるので、できるだけ費用をおさえて記憶に残る式にするにはどうしたらいいでしょうか。(52才・パート)

【杉村太蔵のアドバイス】
 議員時代から公私ともにたくさんの結婚式に参加しましたが、記憶に残っているのはズバリ自分たちの結婚式です。

 私の場合は親族だけしか呼ばなかったジミ婚でした。家内は「もっと人を呼んで盛大にしたい」と言っていましたが、ビシッと却下しましたよ。

 結局、うちは両家合わせて50人ぐらいしか呼びませんでした。ホテルのレストランを借り切って、こぢんまりとしていましたが、家内もウエディングドレスを着て、お色直しもしました。

 この式で、私が考えたサプライズは、参加者全員に、1分間スピーチをお願いすること。当日、乾杯を終え、いきなり「では皆様からひと言ずつお願いします」と言ったら、全員、「え!」とびっくりしていましたね。

 事前に誰にも言ってなかったので、みんな戸惑っていましたけれど、その驚きがまた面白いんです。しゃべり慣れていない人がしどろもどろになりながらも温かい言葉をかけてくれると、こちらも温かい気持ちになる。また普段、無口な人が上手なスピーチをして笑いをとるという意外な一面を発見して、見直したりとかね。

 ひとり1分ですから、全員やっても1時間。ダレることもないですし、今でもその時のことは記憶に残っています。

 国会議員の結婚式だとどうしても大臣クラスまで呼ばなきゃいけないと思われがちですが、そんなことはありません。私も小泉純一郎首相(当時)に結婚の報告をした際に「親族だけでこぢんまりとした結婚式にしようと思っています」と言ったら、「それがいい。それでいい」と言ってくれました。

 今すぐやらなくても、10年、20年後といった節目の年にお世話になった人たちを招いて、パーティーをする方法だってあります。うちは10年、20年後にお金をためてホテルで盛大にパーティーを開きたいと思っています。お金をためて、年を追うごとにゴージャスな披露宴にする。うちの家内にも「楽しみは10年後にとっておけ」と言ってありますから。最初はジミ婚でも、節目節目で記憶に残るものができれば最高じゃないですか。

※女性セブン2013年5月30日号

関連記事

トピックス

どんな役柄でも見事に演じきることで定評がある芳根京子(2020年、映画『記憶屋』のイベント)
《ヘソ出し白Tで颯爽と》女優・芳根京子、乃木坂46のライブをお忍び鑑賞 ファンを虜にした「ライブ中の一幕」
NEWSポストセブン
相川七瀬と次男の凛生君
《芸能界めざす息子への思い》「努力しないなら応援しない」離婚告白の相川七瀬がジュノンボーイ挑戦の次男に明かした「仕事がなかった」冬の時代
NEWSポストセブン
俳優の松田翔太、妻でモデルの秋元梢(右/時事通信フォト)
《松田龍平、翔太兄弟夫婦がタイでバカンス目撃撮》秋元梢が甥っ子を優しく見守り…ファミリーが交流した「初のフォーショット」
NEWSポストセブン
世界が驚嘆した大番狂わせ(写真/AFLO)
ラグビー日本代表「ブライトンの奇跡」から10年 名将エディー・ジョーンズが語る世界を驚かせた偉業と現状「リーチマイケルたちが取り戻した“日本の誇り”を引き継いでいく」
週刊ポスト
佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《即完売》佳子さま、着用した2750円イヤリングのメーカーが当日の「トータルコーディネート」に感激
NEWSポストセブン
国連大学50周年記念式典に出席された天皇皇后両陛下(2025年9月18日、撮影/JMPA)
《国連大学50周年記念式典》皇后雅子さまが見せられたマスタードイエローの“サステナブルファッション” 沖縄ご訪問や園遊会でお召しの一着をお選びに 
NEWSポストセブン
豪雨被害のため、M-1出場を断念した森智広市長 (左/時事通信フォト、右/読者提供)
《森智広市長 M-1出場断念の舞台裏》「商店街の道の下から水がゴボゴボと…」三重・四日市を襲った記録的豪雨で地下駐車場が水没、高級車ふくむ274台が被害
NEWSポストセブン
「決意のSNS投稿」をした滝川クリステル(時事通信フォト)
滝川クリステル「決意のSNS投稿」に見る“ファーストレディ”への準備 小泉進次郎氏の「誹謗中傷について規制を強化する考え」を後押しする覚悟か
週刊ポスト
アニメではカバオくんなど複数のキャラクターの声を担当する山寺宏一(写真提供/NHK)
【『あんぱん』最終回へ】「声優生活40年のご褒美」山寺宏一が“やなせ先生の恩師役”を演じて感じた、ジャムおじさんとして「新しい顔だよ」と言える喜び
週刊ポスト
林家ペーさんと林家パー子さんの自宅で火災が起きていることがわかった
《部屋はエアコンなしで扇風機が5台》「仏壇のろうそくに火をつけようとして燃え広がった」林家ぺー&パー子夫妻が火災が起きた自宅で“質素な暮らし”
NEWSポストセブン
1年ほど前に、会社役員を務める元夫と離婚していたことを明かした
《ロックシンガー・相川七瀬 年上夫との離婚明かす》個人事務所役員の年上夫との別居生活1年「家族でいるために」昨夏に自ら離婚届を提出
NEWSポストセブン
“高市潰し”を狙っているように思える動きも(時事通信フォト)
《前代未聞の自民党総裁選》公明党や野党も“露骨な介入”「高市早苗総裁では連立は組めない」と“拒否権”をちらつかせる異例の事態に
週刊ポスト