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松山英樹 石川遼を「ライバルとは思っていないし、違う次元」

「目標は海外のメジャー大会で勝つこと」

『日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯』の翌日、記者会見でそんな抱負を語った松山英樹選手(21才)。今年4月にプロ転向し、2戦目で即優勝。『日本プロゴルフ~』では逆転負けで2位となってしまったが、2日目に2打罰のペナルティーを科されながらも、圧倒的な集中力でプレーする姿はギャラリーを魅了した。

 4才からゴルフを始め、2010年には『アジアアマチュアゴルフ選手権』で優勝し、日本人アマチュア初のマスターズ出場権を獲得。最強のアマゴルファーといわれ活躍してきた。現在は東北福祉大学の4年生で、プロ転向後もゴルフ部の主将を続けている。

 5年も先にプロ転向した石川遼選手(21才)とは同い年であることから、何かと比べられる運命にあったが、今や「石川選手以上の強さ」との声も上がるほど。しかし、当の本人は周囲にこう漏らしているという。

「正直、ライバルとは思っていないし、ある意味で違う次元なんです」

 確かに厳しい父の下で緻密なプレーを要求されてきた石川と松山は違うタイプだ。「石川がいろんなことによく気づく一方、松山は本当に鈍感。試合が始まると緊張も忘れるというんです。彼の鈍感力は最大の武器かもしれませんね」(ゴルフ関係者)

 しかし、試合を効果的に支える鈍感力は、プライベートでは笑い話に…。

「ゴルフ場に行くのにゴルフシューズを忘れたり、アマとプロでの優勝の違いを聞かれ、“アマの時のことは忘れた”って答えたり(苦笑)。忘れっぽいんですね」(前出・ゴルフ関係者)

※女性セブン2013年6月6日号

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