ライフ

高須院長が恋愛指南「金払いが良くて“淡白な男”がモテる」

「”淡泊な男”はモテる」と持論を展開する高須院長

「美のスペシャリスト」として数多くの女性たちと接してきた高須クリニック・高須克弥院長が世の中のさまざまな話題に提言するシリーズ企画「カッちゃんに訊け!!」。68才になっても現在進行形で恋愛をしている高須院長に、モテる秘訣を教えてもらった。

 * * *
──現在、院長は西原理恵子さんとの恋人宣言もなさって、現役で恋愛をしていらっしゃるわけですが、60才を超えてなおモテるための努力は何かしているんですか?

高須:実はね、モテるために何かをやったことは今までまったくないんだよ。若い頃にモテるための研究みたいなこともしたことがない。

──そうなんですか!

高須:そうだよ。だって「淡白カッちゃん」って呼ばれてたくらいなんだもん(笑い)。

──すごいあだ名ですね。

高須:元々、あんまりそういうことが好きじゃないんだよ。「ヤリたくてたまらない」なんてことを思ったこともないんだもん。学生時代、それこそ、つきあいとかで風俗に行くこともあったんだけど、途中で逃げちゃうこともあったからね。「先輩どうぞ、先輩どうぞ」ってみんな先に行かせて、ぼくひとりだけになったら、遊ばないでそのまま帰っちゃう、みたいな。

──なんと、もったいない…。

高須:いやいや、そんなことないよ。ぼくの場合は、見も知らない女性とそういうことをするのが本当に好きじゃないんだよ。

──でも、院長は銀座のクラブとかですごくモテてるんじゃないんですか?

高須:全然モテてるわけじゃない。銀座のママがぼくに近寄ってくるのは、別にナニをしようっていうのではなくて、顔のしわやたるみを安く直したいだけだから(笑い)。もうみんな、目的はそれだよ。クラブに行っても「先生、私の顔はどこを直せばいいんですか?」「目の辺りを整形したいんですけど、いくらかかりますか?」なんて話ばっかりだからね。遊びに行ってるのに、診察してるのと変わらない。銀座のクラブで高い金を払って、なんでわざわざ診察しなきゃいけなんだよ!って思っちゃうよ(笑い)。

──美容整形外科医ならではの悩みですね…。

高須:ぼくの話じゃないけど、とある先生は銀座の某クラブのNo.1ホステスと一発ヤッて500万円の手術代をタダにした人もいたけどね。

── 一発で500万円ですか…。すごいなあ…。

高須:でも、噂が銀座中に回っちゃったみたいで、その先生のところには次から次へと「一発どう?」って言ってくるホステスが来ちゃったんだって。で、その先生もスキモノだから、いちいち相手してタダで手術してたら、さすがに収入も減っちゃって、しまいには「多少安くするから手術費を払ってくれ~」って女の子に泣きついたっていうんだよ(笑い)。

──すごい話ですね。淡白カッちゃんとはまったく逆ですね。

高須:でも、ホステスからしたら、性欲が強すぎるのも困りものだよ。結局、本当にモテるのは金払いが良くて、早く終わる男だから(笑い)。

──まさに淡白なほうがモテるってことじゃないですか!

高須:そう。だからぼくはモテるんだよ。早いどころか、しないんだもん(笑い)。むしろ「カッちゃんはもうできないんじゃないの?」なんて思われてるから、モテるのかもしれないけどね。でも、モテたいって思う人はヤリたいって思ってるだろうし、あんまり参考にならないかな(笑い)。

 * * *
 どうやら「ヤリたい!」と思っている間はモテないというのが高須院長の説。「別にヤリたいわけじゃないよ」という余裕が出れば、自然とモテてくるということのようだ。若い男性には少々難しいかもしれないが、40代、50代以上の男性にとっては素晴らしいアドバイスではないだろうか。少なくともガッつくのだけはやめときましょう!

【プロフィール】
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ(イタリアやドイツ)研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。脂肪吸引手術をはじめ、世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。

 昭和大学医学部形成外科学客員教授。医療法人社団福祉会高須病院理事長。高須クリニック院長。人脈は芸能界、財界、政界と多岐にわたり幅広い。金色有功章、紺綬褒章を受章。著書に『バカにつける薬 ドクター高須の抱腹絶倒・健康術』(新潮OH!文庫)、『私、美人化計画』(祥伝社)、『シミ・しわ・たるみを自分で直す本』(KKベストセラーズ)、『ブスの壁』(新潮社、西原理恵子との共著)など。近著は『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)。

関連記事

トピックス

田中圭
《田中圭が永野芽郁を招き入れた“別宅”》奥さんや子どもに迷惑かけられない…深酒後は元タレント妻に配慮して自宅回避の“家庭事情”
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告(中央)
《父・修被告よりわずかに軽い判決》母・浩子被告が浮かべていた“アルカイックスマイル”…札幌地裁は「執行猶予が妥当」【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
ラッパーとして活動する時期も(YouTubeより。現在は削除済み)
《川崎ストーカー死体遺棄事件》警察の対応に高まる批判 Googleマップに「臨港クズ警察署」、署の前で抗議の声があがり、機動隊が待機する事態に
NEWSポストセブン
ニセコアンヌプリは世界的なスキー場のある山としても知られている(時事通信フォト)
《じわじわ広がる中国バブル崩壊》建設費用踏み倒し、訪日観光客大量キャンセルに「泣くしかない」人たち「日本の話なんかどうでもいいと言われて唖然とした」
NEWSポストセブン
北海道札幌市にある建設会社「花井組」SNSでは社長が従業員に暴力を振るう動画が拡散されている(HPより、現在は削除済み)
《暴力動画拡散の花井組》 上半身裸で入れ墨を見せつけ、アウトロー漫画のLINEスタンプ…元従業員が明かした「ヤクザに強烈な憧れがある」 加害社長の素顔
NEWSポストセブン
筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(撮影/JMPA)
悠仁さま入学から1か月、筑波大学で起こった変化 「棟に入るには学生証の提示」、出入りする関係業者にも「名札の装着、華美な服装は避けるよう指示」との証言
週刊ポスト
藤井聡太名人(時事通信フォト)
藤井聡太七冠が名人戦第2局で「AI評価値99%」から詰み筋ではない“守りの一手”を指した理由とは
NEWSポストセブン
趣里と父親である水谷豊
《趣里が結婚発表へ》父の水谷豊は“一切干渉しない”スタンス、愛情溢れる娘と設立した「新会社」の存在
NEWSポストセブン
米利休氏のTikTok「保証年収15万円」
東大卒でも〈年収15万円〉…廃業寸前ギリギリ米農家のリアルとは《寄せられた「月収ではなくて?」「もっとマシなウソをつけ」の声に反論》
NEWSポストセブン
SNS上で「ドバイ案件」が大騒動になっている(時事通信フォト)
《ドバイ“ヤギ案件”騒動の背景》美女や関係者が証言する「砂漠のテントで女性10人と性的パーティー」「5万米ドルで歯を抜かれたり、殴られたり」
NEWSポストセブン
“赤西軍団”と呼ばれる同年代グループ(2024年10月撮影)
《赤西仁と広瀬アリスの交際》2人を結びつけた“軍団”の結束「飲み友の山田孝之、松本潤が共通の知人」出会って3か月でペアリングの意気投合ぶり
NEWSポストセブン
田村容疑者のSNSのカバー画像
《目玉が入ったビンへの言葉がカギに》田村瑠奈の母・浩子被告、眼球見せられ「すごいね。」に有罪判決、裁判長が諭した“母親としての在り方”【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン