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「合コンで狙い目は30代バツイチ女性」と合コンアナリスト

合コンでの”狙い目女性”を明かす合コンアナリストの松尾知枝さん

 若者の草食男子化、不景気などの影響もあり、ひと昔と比べておとなしくなっているといわれる合コン。でも参加したからには、いい女性をゲットしたい! せめて次につなげたい…そんな肉食本能を残した男性諸君のために、合コン成功術を伝授しよう。これまで500回以上の合コンを経験し、3000人以上の男女を分析してきた元CAで合コン総研アナリストの松尾知枝さん(33才)に直撃インタビュー!

――合コンでうまくいくポイントは?

松尾:ほめることですね。女性は合コンにおしゃれしてきますから、そこをほめたり、髪の毛がツヤツヤだねとか、芸能人の○○に似てるねとか。それも実際の2割増しくらいの芸能人がいいですね。あまりよく言いすぎると、嘘だと思われますから。うまい男性の場合はさらに、その芸能人を「ぼく○○好きなんだよね」と続けるわけです。

 人気が高いのは、自分をオトして相手を立てる男性です。プライドが高い男性が多いので、自虐ネタを言える人はモテますね。あとは気遣い。例えば料理を取りわけるのも、男性がやると女性は感動しますね。結婚後のことを想像させてポイントが高くなります。

――最近の合コン事情は?

松尾:以前は男性が盛り上げてくれましたが、今は男性同士でツッコミあったりしておとなしいです。男性がおとなしい分、女性側がかまってツッコんであげるとすごく喜びますね。女性からすると、ちょっと面倒ですよね(苦笑)。

――女性が男性を選ぶとき、どこを見て選んでいる?

松尾:「お金」という人が多いですね。稼いでいるキャリアウーマンは、自分と同じくらい稼いでいないと尊敬できないからと言っていますし、派遣社員だとか雇用が不安定な人は、将来が不安なので、という理由をあげる人が多いですね。景気が悪くなってからは、安定感のある公務員が人気でしたね。

――いい女性を見極めるポイントは?

松尾:恋愛で失敗した経験が多いかどうか。恋愛で失敗している人はたくさん傷ついてきて、謙虚になっていますから。前に合コンで「年収○千万円で、ハリーウィンストンを買ってくれて…」と条件を言った女性がいましたが、その人はいまだに独身です。

 オススメはバツイチ女性です。若いうちに結婚して、その後離婚した30代女性は今多いですよね。遊び慣れた“チャラ男”が言っていたのですが、「男性のこともよくわかっていて居心地がいい」と。彼は完全にバツイチ狙いでしたね。

――では、落としやすい女性ってどういうタイプですか?

松尾:目をじっと見る女性は、オープンマインドなので落としやすいですね。ゆっくりとした口調や動作の人も。すぐにお皿を片づけたり、話しかたや動作もテキパキした女性がいますが、そういうタイプの人は男性を警戒する傾向にあり、なかなか落としづらい。

――気に入った女性と次の機会につなげるには?

松尾:即行動です。メールアドレスを交換したら、すぐに次の予定に誘う。それも、「今度ごはん行きましょう」という曖昧な誘い方ではなく、具体的に「この日はいかがですか?」と。候補日を挙げられたら、女性も答えやすいからうまくいく可能性が高くなりますよ。

【松尾知枝(まつお・ちえ)】
1980年3月18日生まれ。東京都出身。合コン総研アナリスト。JAL国際線CAとして5年乗務。現在はタレント、コラムニストとして、テレビ、雑誌などで活躍。CA時代から通算500回以上の合コンに参加し、その分析結果を独自の視点で発信し続けている。著書に『1時間の食事で男の器量は透けて見える』(宝島社)など。

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