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男性誌で中高年の性特集増加 背景にバイアグラ等ED薬も

 最近、男性週刊誌の記事で目につくのが、「死ぬまでセックス」など中高年を対象とした性の特集だ。

 コンドームメーカー大手の相模ゴム工業(神奈川県厚木市)が今年1月、全国の男女1万4100人に行ったアンケート調査結果によると、セックスを「もっとしたい」と答えたのは、50代男性で71.3%。50代女性は24.9%という結果になった。

『熟年恋愛講座 高齢社会の性を考える』(文春新書)著者でノンフィクション作家の小林照幸さんは、昨今の男性週刊誌のセックス特集増加の背景について次のように分析する。

「十数年前まで男性は、EDになるとセックスができなくなる、糖尿病や前立腺肥大症になればセックスは引退、と諦めていました。しかし、1999年にバイアグラが初のED治療薬として日本で発売され、男性は薬の力を借りれば、糖尿病や前立腺肥大症に罹患していても、基本的にはいつまでもセックスができるようになりました。

 ですが、体力は確実に落ちていますし、若いときと同じようなセックスはできません。出会いの場はどこか、とも悩む。その悩みを“解決”する一助となったのが、週刊誌のセックス特集なんです」(小林さん)

 体に負担をかけない体位の解説やセックスをサポートするアダルトグッズの使い方…。

 他にも、結婚相談所や“交際クラブ”といった女性との出会いの場について紹介したり、高齢者同士のカップルに向けた愛撫指南をしたりと、男性週刊誌のセックス特集には“HOW TO物”が目立つ。

※女性セブン2013年7月18日号

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