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プロ野球 苗字が「O」で終わる監督は日本一になれぬジンクス

 プロ野球界は両リーグとも最終順位が確定し、日本シリーズに向けてプレーオフが行なわれている。今年、注目が集まるのは、球団創設以来初のリーグ優勝を飾った楽天だが、野球関係者の間では、あるジンクスの存在が囁かれている。

 楽天を率いる星野仙一監督は、これまで3回日本シリーズに挑戦して一度も日本一になったことがない。実はこれには、球界に伝わる「ジンクス」が影響しているという声がある。

「苗字をアルファベット表記にした際、最後が“O”で終わる監督は、日本一になれないというものです。確かに日本シリーズで勝てない過去の名将は、皆これが該当する」(スポーツ紙記者)

 山本一人(4回)、西本幸雄(8回)、藤本定義(2回)山本浩二(1回)、東尾修(2回)、星野仙一(3回)と、6人で20回日本シリーズに挑戦し、一度も日本一になれていない。しかも山本一人は59年に旧姓である「鶴岡」に戻したところ、いきなり巨人に4勝0敗で日本一に輝いた。

 この中で、複数球団で日本シリーズに出場したのは、西本幸雄(3球団)と星野仙一(今回3球団目)の両氏のみ。星野監督は、西本氏の“悲運の名将”の称号を引き継ぎそうなだけでなく、逆シリーズ男を生み出す手伝いをしてしまうのだろうか。

※週刊ポスト2013年10月25日号

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