ライフ

AとB両方の性質持つAB型 調整役になることで本来の輝き発揮

 最近では血液型研究が進み、血液型によってかかりやすい病気、かかりにくい病気が異なることが明らかに。その人の「基本的な性格」も、実は血液型と無関係ではない。そこで、夫・子供・両親・舅姑・上司へのトラブルなき接し方について、二十数年もの間、多くの人に対して「血液型と性格・性質」について研究してきた『人生の9割は血液型で決まる!』(世界文化社)の著者・小萩喜一氏にAB型の性格について聞いた。

「物事をコツコツと積み上げるA型的な社会力と、自分を没入させて創造や研究に打ち込むB型的な自由奔放さが共存しているので、時々、自分のなかで折り合いがつかなくなり、混乱してしまうのです」と語るのは『人生の9割は血液型で決まる!』(世界文化社)の著者・小萩喜一氏(以下・「」内同)

 そのためAB型の人の多くは「ある時はA型、ある時はB型」と性格を使い分けようとする。なかには「B型的な要素は抑えてA型的に生きよう」などと決めている人も。

「しかし、そうした生き方はAB型の人にとって楽ですが、心の底からの納得や満足感は得られません。AとBの両方を同時に使って生きるなかで、AB型の真価が発揮できるのです」

 その真価とは、両方の性質を持っているがゆえの調整役。日本の社会に10%しかいないAB型が、本来の輝きを発揮できるのはこの役割だという。一般的なAB型のイメージとは異なるが、それはこの特性を自覚しているAB型が少ないから。

「AB型は洞察力に優れていて、他の血液型は到底かないません。その洞察力をもとに、他の人の手助けや後押しを自然にすることができます。『人を生かす』ことに力を注ごうと心に決めたAB型は無敵です」

 世の中や人を恐れる感覚が強く、あまり深く人とかかわろうとしない面もあるAB型。表面上は普通に生活しながら、心を閉ざした「精神的なひきこもり」になってしまう人もいるほど。しかし、その“恐れ”を意識的に手放して、AB型が最も嫌うおせっかいや世話焼きをすることが、実はAB型が最高に生きる喜びを感じる道なのだ。

※女性セブン2013年10月24・31日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
生徒のスマホ使用を注意しても……(写真提供/イメージマート)
《教員の性犯罪事件続発》過去に教員による盗撮事件あった高校で「教員への態度が明らかに変わった」 スマホ使用の注意に生徒から「先生、盗撮しないで」
NEWSポストセブン
(写真/イメージマート)
《ロマンス詐欺だけじゃない》減らない“セレブ詐欺”、ターゲットは独り身の年配男性 セレブ女性と会って“いい思い”をして5万円もらえるが…性的欲求を利用した驚くべき手口 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”とは(左/YouTubeより、右/時事通信フォト)
《芸舞妓を自宅前までつきまとって動画を回して…》京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”「防犯ブザーを携帯する人も」複数の被害報告
NEWSポストセブン
由莉は愛子さまの自然体の笑顔を引き出していた(2021年11月、東京・千代田区/宮内庁提供)
愛子さま、愛犬「由莉」との別れ 7才から連れ添った“妹のような存在は登校困難時の良きサポート役、セラピー犬として小児病棟でも活動
女性セブン
インフルエンサーのアニー・ナイト(Instagramより)
海外の20代女性インフルエンサー「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画で8600万円ゲット…ついに夢のマイホームを購入
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
『帰れマンデー presents 全国大衆食堂グランプリ 豪華2時間SP』が月曜ではなく日曜に放送される(番組公式HPより)
番組表に異変?『帰れマンデー』『どうなの会』『バス旅』…曜日をまたいで“越境放送”が相次ぐ背景 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン