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東京・名古屋・大阪の男 会計時に現れる「金払い」の地域性

 世の中は「東京」五輪ネタで盛り上がっていますが、全国津々浦々、地方の豊かさこそニッポンの自慢です。というわけで、OLさんたちが身近で見聞きした県民性ネタを披露してもらいました。おっこっこ~(「じぇじぇじぇ」の新潟弁バージョン)なネタが満載です。

えり(商社・25歳):昨日、ウチの部の飲み会だったんだけど、部長と次長が相変わらず仲が悪くて、もう大変! 部長は、とにかくお金を貯めるのが大好き福井県人で、次長は浪費家の北海道民。水と油なのよ。

さと(通信・26歳):分かる~。実は私の上司も福井県人なんだけど、あの人たちの権力欲ときたら……。

えり:スゴイの。道産子次長は、裏で「越前サギ」って呼んでる。

さと:アハハ。越前ガニならぬ越前サギねぇ。

ちか(メーカー・29歳):私は高知県人の課長主催の飲み会が嫌で嫌で。高知といえば、いつでもどこでも誰とでも飲むことで有名だから、とにかくクドイ酒なのよ。

ゆみ(不動産・28歳):いや~、西日本の人は、明るい酒だからまだいいよ。ウチの青森出身課長と飲んでみな。地元じゃ「ゴンボほる」っていうらしく、酒が入ると、上司と奥さんの悪口と愚痴ばっか。しかも、飲み始めると吐くまで飲むのw

みさと(広告・33歳):茨城県人の酒も説教臭くて、ビミョーだよ~。「水戸の三ぽい」っていう言葉があるくらいで。

ちか:何なのそれ?

みさと:怒りっぽい、理屈っぽい、骨っぽいって。

えり:ウザ~。でも、私は香川の人の飲み方も苦手でさ~。

ちか:あー、「へらこい」でしょ。とにかく、狡賢くって要領がいいんだよね。上にはヘイコラ、下にはドヤ顔の香川人の多いことときたら!

えり:しかも、やたらオシャレでかっこつけしいでしょ。「讃岐の着倒れ」っていうらしいよ。

みさと:ケチよかいいよ! 私の上司は名古屋なんだけど、死んでも奢らないもの。

ゆみ:有名だもん。こんな話があるのよ。東京と名古屋と大阪の男がお店で席を立つとき、「東京はいかに恰好よく三人分払うかと考えながら席を立つ。大阪はいかに割り勘にしようかと考えながら席を立つ。名古屋はどうお礼をいおうかと考えながら席を立つ」ってw

みさと:割り勘どころか人に払わせようとするところが、名古屋っぽい!

※週刊ポスト2013年10月25日号

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