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物忘れ夫婦 頼まれ内容確認する妻に夫「俺、何か頼んだ?」

 夫婦の日常も様々だが、あらゆる夫婦のエピソードが、漫談家の綾小路きみまろにメールや手紙で続々と寄せられている。今回寄せられたのは、ご主人(45歳)が空調メーカー勤務の奥様(48歳)。夫婦揃って、ショックを受けているそうです。

 * * *
「顔は思い出せるんだけどなぁ……」「私もよ。名前が出てこないの」。タレントの名前が思い出せないんです。夕食の時も「浮かんで来ないわぁ、気分悪~い」。それが、「ああ、お腹いっぱい!」と満足そうな主人のお腹を見て「腹が、大きい……原田大二郎だ!」。突然、思い出すんです。

 物忘れもひどいですよ。主人に頼まれた物をデパートに買いに行き、「アラッ、私、何頼まれたんだっけ?」。主人に電話すると「オレ、何か頼んだ?」。主人は頼んだことすら忘れています。

 主人とは職場恋愛でした。でも悔しいのは「あの頃の私って美人OLで評判だったわよね?」と主人に聞いても、「美人OL? 今の容姿が強烈すぎて、思い出せないよ」ですって。

 そんな主人が、物忘れの小話を聞いてきました。「老人3人が物忘れについて話してたんだ。『朝、顔を洗ったかどうか忘れるんだ』『ワシは結婚記念日を忘れて怒られた』。すると3番目の老人が『ワシは昨夜も怒られた。女房の腰の辺りを見てたらムラムラして、抱こうとしたら“おじいさん、今日はこれでもう3回目よ”って』。笑えるだろ?」

 私、いい返してやりました。「死ぬまでに一度でいい。アナタがそういう物忘れをしてくれたら笑えるわね」何よ、小声で「マズイ、忘れてくれ」って。そういうことは忘れないのよ!

※週刊ポスト2013年11月8・15日号

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