ライフ

おせち料理の豆知識 蓮根が縁起よく「五の重」が空箱の理由

 正月になると家のテーブルに並ぶのがおせち料理。ではおせちに入っている料理の意味はご存知だろうか? 今回はおせちの豆知識を紹介。

【一の重】
黒豆:「まめに働き、まめに(健康に)暮らせるように」という意味。
数の子:卵が多いことから、子孫繁栄の意。
田作り:昔は、かたくちいわしを田植えの肥料にしていたので、豊作の願いが込められている。

【二の重】
かまぼこ:紅白はめでたさの象徴。新しい門出を祝うという意味。
栗きんとん:金の字や黄金色から、金運を招くようにという願いを込めている。
伊達巻き:巻物をイメージし、学問や習い事が成就するようにという意味。
昆布巻き:「よろこぶ」の語呂合わせ。家族の幸運を願う意味。

【三の重】
鯛:「めでたい」の語呂合わせ。縁起物として入れられている。
えび:「腰が曲がるまで長生きするように」と長寿を願う。

【与の重(四が死を連想させるため「与」)】
里いも:小いもをたくさんつけることから子宝の願いを込めている。
れんこん:穴が開いていることで、先を見通せるようにという意味。
くわい:芽が出るものなので、出世できるようにとの願いを込めて。

【五の重】
五の重は、「来年は五の重まで、おせちを入れられるように」と将来の繁栄を願い、あえて何もいれず空箱にしておく。

※女性セブン2013年12月26日・2014年1月1日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

鳥取県を訪問された佳子さま(2025年9月13日、撮影/JMPA)
佳子さま、鳥取県ご訪問でピンクコーデをご披露 2000円の「七宝焼イヤリング」からうかがえる“お気持ち”
NEWSポストセブン
世界的アスリートを狙った強盗事件が相次いでいる(時事通信フォト)
《イチロー氏も自宅侵入被害、弓子夫人が危機一髪》妻の真美子さんを強盗から守りたい…「自宅で撮った写真」に見える大谷翔平の“徹底的な”SNS危機管理と自宅警備体制
NEWSポストセブン
長崎県へ訪問された天皇ご一家(2025年9月12日、撮影/JMPA)
《長崎ご訪問》雅子さまと愛子さまの“母娘リンクコーデ” パイピングジャケットやペールブルーのセットアップに共通点もおふたりが見せた着こなしの“違い”
NEWSポストセブン
永野芽郁のマネージャーが電撃退社していた
《坂口健太郎との熱愛過去》25歳の永野芽郁が男性の共演者を“お兄ちゃん”と呼んできたリアルな事情
NEWSポストセブン
ウクライナ出身の女性イリーナ・ザルツカさん(23)がナイフで切りつけられて亡くなった(Instagramより)
《監視カメラが捉えた残忍な犯行》「刺された後、手で顔を覆い倒れた」戦火から逃れたウクライナ女性(23)米・無差別刺殺事件、トランプ大統領は「死刑以外の選択肢はない」
NEWSポストセブン
国民に笑いを届け続けた稀代のコント師・志村けんさん(共同通信)
《恋人との密会や空き巣被害も》「売物件」となった志村けんさんの3億円豪邸…高級時計や指輪、トロフィーは無造作に置かれていたのに「金庫にあった大切なモノ」
NEWSポストセブン
愛子さまが佳子さまから学ぶ“ファッション哲学”とは(時事通信フォト)
《淡いピンクがイメージカラー》「オシャレになった」「洗練されていく」と評判の愛子さま、佳子さまから学ぶ“ファッション哲学”
NEWSポストセブン
年下の新恋人ができたという女優の遠野なぎこ
《部屋のカーテンはそのまま》女優・遠野なぎこさん急死から2カ月、生前愛用していた携帯電話に連絡すると…「ポストに届き続ける郵便物」自宅マンションの現在
NEWSポストセブン
背中にびっしりとタトゥーが施された犬が中国で物議に(FB,REDより)
《犬の背中にびっしりと龍のタトゥー》中国で“タトゥー犬”が大炎上、飼い主は「麻酔なしで彫った」「こいつは痛みを感じないんだよ」と豪語
NEWSポストセブン
(インスタグラムより)
《“1日で100人と寝る”チャレンジで物議》イギリス人インフルエンサー女性(24)の両親が現地メディアで涙の激白「育て方を間違ったんじゃないか」
NEWSポストセブン
藤澤五月さん(時事通信フォト)
《五輪出場消滅したロコ・ソラーレの今後》藤澤五月は「次のことをゆっくり考える」ライフステージが変化…メンバーに突きつけられた4年後への高いハードル
NEWSポストセブン
石橋貴明、現在の様子
《白髪姿の石橋貴明》「元気で、笑っていてくれさえすれば…」沈黙する元妻・鈴木保奈美がSNSに記していた“家族への本心”と“背負う繋がり”
NEWSポストセブン