そして3つ目。ドラマの次の番組「あさイチ」の冒頭で語られる、有働由美子アナのコメント。 局アナにもかかわらず、視聴者のように「ごちそうさん」にのめり込んで「ずばっと感じたまま口にする」ことが売りらしい。「ごち受け」という造語も生まれ、ドラマ本編より「ごち受け」を楽しみにしている人も多いと聞くのですが本当でしょうか?
有働さんの「ごち受け」、時には辛口のコメントも見られますが、結局褒めようがけなそうが朝ドラを盛り上げ引き立てようという魂胆は見え見え。そうして覚えめでたく「紅白総合司会」の座をゲット、という収穫につながっていくのでしょう。
たしかに有働さんの「ごち受け」は、組織人としてはあるべき姿なのかもしれませんが、ドラマの感想を局アナに押しつけられたくない視聴者としては困ったもの。毎朝聞かされるのは「行き過ぎ」。
と注文はあっても、日本の生活文化をイキイキと描き出した異色ドラマ「ごちそうさん」には来年も大いに期待しています。残りあと半分、存分に味わい、楽しませていただきたいと思います。