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「豚に真珠」に異論 最低でも真珠の分価値の底上げはできる

 一年の始まりはちっちゃな「変身」の積み重ねが大切と話すのはファッションプロデューサー・植松晃士さん。おしゃれをして、アクセサリーを付けるべきと植松さんが語る。

 * * *
 アクセサリーは、真珠で決まり。ほら、「豚に真珠」って言葉があるでしょう? あれは「値打ちのわからない者に高価なものを与えても、まったく無駄・無意味である」って意味なんだけど、私はそうは思わないわ。

 確かに豚さんが真珠をつけても、豚さん自身の価値は上がらない。でも、少なくとも真珠には価値があるんだもの。全体で見れば真珠の分だけ、価値の底上げができるわ。

 今年の目標は「オバに真珠」よ。メモって冷蔵庫にでも張っておきなさい! 一年の始めは、こうしたちっちゃな「変身」の積み重ねが大切。ちょっと頑張っておしゃれするとか、5分余計にお料理に時間をかける、とかね。

 お食事とかお節句とか、「お」のつくものを大事にするのも素敵。

「1月7日は七草がゆ」です。こういう行事食をあたり前のようにできるお母さんや奥さんって、ポイント高いと思いませんか。

「お母さん」は家族の「核」のような存在。大奥でいえば「大奥総取締」。春日局よ。家族を一致団結させるだけの実権を握っていながらそれを行使しないのは、権力を自ら手放しているようなものです。もったいない!

 世の中、「罪と罰」なのよ。「オンナをさぼる」と、それに対する罰は必ずある。でも大丈夫。逆に考えれば、「頑張った人には必ずご褒美がある」ってことだから。

 オバさん、万歳!

※女性セブン2014年1月23日号

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