スポーツ

シャトルバス1回3万円 ソチのボッタクリ事情を高須院長暴露

ソチ五輪のボッタクリ事情を暴露した高須院長

 高須クリニックの高須克弥院長が世の中のさまざまな話題に提言していくシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回のテーマはいよいよ開幕が近づいたソチ冬季五輪。女子スポーツのサポートに力を注ぐ高須院長は、ソチで何を観る?

 * * *
──現地時間の2月7日からソチ冬季五輪が開幕します。それにしても、高須院長がサポートされている安藤美姫選手は惜しかったです。

高須:調子も上がっていたし、最後の選考会で3位以内に入るチャンスは充分にあったから、イケると思ったんだけどねえ。でも、最後までチャレンジしたっていうところを、国民にしっかり見せられたということは、今後の人生においてもすごく貴重な財産になったと思うよ。これからも、どんなことだって挑戦できるし、頑張り続けることができるはず。

──安藤選手が現役を引退したあともサポートは継続されるんですよね?

高須:もちろんだよ。今後は指導者を目指して、ゆくゆくはスケート選手を養成するスクールを開きたいっていう夢もあるみたいだね。もし実際に開くとなったら、最大限のサポートをする予定だよ。たとえば、「安藤美姫フィギュアスケートキャンプ」みたいな感じで、全国を回って子供たちに教えたい、なんていうビジョンもあるようだね。

──フィギュアスケートの普及にも繋がりますね。

高須:そうそう。フィギュアスケートを観たいっていうお客さんは増えているけど、実際に始める子供たちはまだまだ少ないと思う。安藤美姫ちゃんが全国で教えれば、たくさんの子供たちがフィギュアを始めるきっかけになるだろうね。人気もあって、実績も申し分ない美姫ちゃんに教えてもらえる子供たちは、幸せだよ。

──高須院長は、安藤選手をサポートするとともに、女子アイスホッケーのスポンサーでもありますよね。もちろんソチで観戦するんですよね?

高須:スマイルジャパンの試合は全部見るよ。思いっきり応援してくる。でも、正直、安藤美姫ちゃんが出ないから、楽しみがちょっと減っちゃった気もするけどね。アイスホッケーの試合がない時間はカーリングを見る予定。うーん、カーリングはつまんないだろうなあ(笑い)。

──つまんないだなんて(苦笑)。結構日本国内の注目度も高いですよ。ハマるかもしれないじゃないですか!

高須:そう? まあでも確かに、カーリングも女性が頑張ってるスポーツだからね。高須クリニックは頑張る女性を応援しているわけだから、せっかくのチャンスだし、カーリングも楽しんで観戦しますよ(笑い)。

──ちなみに、ソチにはどれくらい滞在の予定ですか?

高須:開会式から1週間くらいかな。でも、ソチはとにかくボッタクリなんだよ。1日の車のチャーター費が50万円もするんだから。しかも、ホテルから競技場まで送迎してくれるわけじゃなくて、競技場に行くための登山電車の駅までしか送ってくれない。じゃあ、みんなどうしてるんだって聞いたら、シャトルバスでホテルから駅まで行くっていうんだけど、それも5日で16万円とか、そんな値段なんだよ。1回乗って3万円のシャトルバスなんて信じられないよ。

──とんでもないボッタクリ価格設定ですね。

高須:さすがに選手や関係者からは、ボッタクってないようだけど、スポンサーとか観客には容赦ないみたいだね。そのうえ、テロの危険性もあるでしょ。うーん、困ったもんだよね。とにかく、無事にソチ五輪が成功することを願うしかないよ。

 * * *
 安藤美姫選手のサポート継続を宣言した高須院長。安藤選手のスクールが実現すれば、フィギュア人口も大幅に増えるはず。日本のフィギュアスケートの未来は、安藤美姫選手と高須院長にかかっている!

【プロフィール】
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ(イタリアやドイツ)研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。脂肪吸引手術をはじめ、世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。

 昭和大学医学部形成外科学客員教授。医療法人社団福祉会高須病院理事長。高須クリニック院長。人脈は芸能界、財界、政界と多岐にわたり幅広い。金色有功章、紺綬褒章を受章。著書に『バカにつける薬 ドクター高須の抱腹絶倒・健康術』(新潮OH!文庫)、『私、美人化計画』(祥伝社)、『シミ・しわ・たるみを自分で直す本』(KKベストセラーズ)、『ブスの壁』(新潮社、西原理恵子との共著)など。近著は『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)。

トピックス

谷本容疑者の勤務先の社長(右・共同通信)
「面接で『(前科は)ありません』と……」「“虚偽の履歴書”だった」谷本将志容疑者の勤務先社長の怒り「夏季休暇後に連絡が取れなくなっていた」【神戸・24歳女性刺殺事件】
NEWSポストセブン
(写真/共同通信)
《神戸マンション刺殺》逮捕の“金髪メッシュ男”の危なすぎる正体、大手損害保険会社員・片山恵さん(24)の親族は「見当がまったくつかない」
NEWSポストセブン
列車の冷房送風口下は取り合い(写真提供/イメージマート)
《クーラーの温度設定で意見が真っ二つ》電車内で「寒暖差で体調崩すので弱冷房車」派がいる一方で、”送風口下の取り合い”を続ける汗かき男性は「なぜ”強冷房車”がないのか」と求める
NEWSポストセブン
アメリカの女子プロテニス、サーシャ・ヴィッカリー選手(時事通信フォト)
《大坂なおみとも対戦》米・現役女子プロテニス選手、成人向けSNSで過激コンテンツを販売して海外メディアが騒然…「今まで稼いだ中で一番楽に稼げるお金」
NEWSポストセブン
ジャスティン・ビーバーの“なりすまし”が高級クラブでジャックし出禁となった(X/Instagramより)
《あまりのそっくりぶりに永久出禁》ジャスティン・ビーバー(31)の“なりすまし”が高級クラブを4分27秒ジャックの顛末
NEWSポストセブン
愛用するサメリュック
《『ドッキリGP』で7か国語を披露》“ピュアすぎる”と話題の元フィギュア日本代表・高橋成美の過酷すぎる育成時代「ハードな筋トレで身長は低いまま、生理も26歳までこず」
NEWSポストセブン
「舌出し失神KO勝ち」から42年後の真実(撮影=木村盛綱/AFLO)
【追悼ハルク・ホーガン】無名のミュージシャンが「プロレスラーになりたい」と長州力を訪問 最大の転機となったアントニオ猪木との出会い
週刊ポスト
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘に関する訴訟があった(共同通信)
「オオタニは代理人を盾に…」黒塗りの訴状に記された“大谷翔平ビジネスのリアル”…ハワイ25億円別荘の訴訟騒動、前々からあった“不吉な予兆”
NEWSポストセブン
話題を集めた佳子さま着用の水玉ワンピース(写真/共同通信社)
《夏らしくてとても爽やかとSNSで絶賛》佳子さま“何年も同じ水玉ワンピースを着回し”で体現する「皇室の伝統的な精神」
週刊ポスト
ヒグマの親子のイメージ(時事通信)
《駆除個体は名物熊“岩尾別の母さん”》地元で評判の「大人しいクマ」が人を襲ったワケ「現場は“アリの巣が沢山出来る”ヒヤリハット地点だった」【羅臼岳ヒグマ死亡事故】
NEWSポストセブン
真美子さんが信頼を寄せる大谷翔平の代理人・ネズ・バレロ氏(時事通信)
《“訴訟でモヤモヤ”の真美子さん》スゴ腕代理人・バレロ氏に寄せる“全幅の信頼”「スイートルームにも家族で同伴」【大谷翔平のハワイ別荘訴訟騒動】
NEWSポストセブン