ライフ

ラジオ界の重鎮 「人と話すときはギブ側に徹することが重要」

 政治、スポーツ、芸能、情報バラエティー…あらゆるジャンルをこなすラジオ界の重鎮・高嶋秀武さん(71才)が『話し方ひとつで人生はうまくいく』(小学館SJムック)を上梓。「聞き役七分おしゃべり三分」「気持ちを落ち着かせるおまじない」など、すぐに実践できるコツやマニュアルが満載の人間関係を円滑にする話し方集だ。

 高嶋さんによると、面白いもので、人は苦手意識を抱いた相手には、正面からではなく、やや斜に構えた状態で接するのだという。

「本人は気づかないでしょうが、苦手な人が相手だと、無意識のうちに半身を引いているんです。もちろん、会話するテンションは低めだし、早く話を終わらせたいという気持ちから語尾がうやむやになる傾向があります。

 そうした点を克服するためにも、とにかく相手の良い部分も嫌いな部分もすべて受け入れること。そして、相手の話に素直に耳を傾けてみてください」(高嶋さん・以下同)

 次第に相手の心が打ち解け始め、好意を寄せてくれるようになれば、こちらのものだ。

「心を開く鍵となるのは、やはり相手への思いやり。少し表情が曇ったなとか、こういう話題なら接点が持てるかなというふうに、目の前にいる相手を常に思うことが大切です。なかには自分にとってマイナスになる話は一切しないなんていう人もいますけど、これも警戒心を強く持たれてしまうのでよくありません」

 ポイントは“ギブ・アンド・テイク”の精神。

「まずはギブ側に徹するんです。たとえば、会話するときには、相手の名前や近況を話題にさりげなく織り込んであげるといいでしょう。“鈴木さん、お久しぶり!”“そういえば、鈴木さんの息子さん、野球部でしたよね”などとという具合に名前を呼びかけながら、相手のことを話題にする。誰だって自分の名前や些細なことを覚えていてくれればうれしいものです」

 はからずも、こうしたアドバイスは、これから社会に踏みだそうとする就活生に大いに役立つ。

「就活生でしたら、元気いっぱいのハリのある声を出すことが大事です。そのためには、必ず朝食を摂ること。脳のエネルギーとなるブドウ糖を補給して活発に働かせる下準備を朝からきちんとしてください。

 また、自分の特徴や特技を簡潔な言葉にして繰り返し練習することが大切です」

 人間関係に悩みや迷いを感じているかたはもちろん、これから就活をスタートするお子さんや知り合いを持つかたがたに本書は有効な一冊となるだろう。

※女性セブン2014年3月6日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《不敬どころの騒ぎじゃない》秋篠宮家・佳子さまも被害に…AIを用いた性的画像の被害が世界的問題に 専門家が指摘「男女問わず人権侵害」
NEWSポストセブン
炭火焼肉店「ギュウトピア」
《焼肉店の倒産件数が過去最多》逆風のなか格安スーパー【ロピア】が仕掛ける「コスパ焼肉店」とは?「1309円ランチ」の中身
NEWSポストセブン
実業家の宮崎麗香
《もう家族でハワイに行けない…》“1.5億円の脱税疑惑”の宮崎麗果、“ESTA取得困難”で恒例の「セレブ旅行」は断念か SNSで「深い反省」示す
NEWSポストセブン
元子役のパイパー・ロッケル(Instagramより)
「1日で4億円を荒稼ぎ」米・元人気子役(18)が「セクシーなランジェリー姿で…」有料コンテンツを販売して批判殺到、欧米社会では危機感を覚える層も
NEWSポストセブン
観音駅に停車する銚子電気鉄道3000形車両(元伊予鉄道700系)(時事通信フォト)
”ぬれ煎餅の奇跡”で窮状を脱した銚子電鉄を悩ませる「米価高騰」 電車を走らせ続けるために続ける試行錯誤
NEWSポストセブン
元旦に離婚を発表した吉岡美穂とIZAM(左・時事通信フォト)
《3児の母・吉岡美穂がIZAMと離婚》夫のために「“鬼嫁キャラ”を受け入れた妻の想い」離縁後の元夫婦の現在
NEWSポストセブン
イスラム組織ハマスの元人質ロミ・ゴネンさん(イスラエル大使館のXより)
「15人ほどが群がり、私の服を引き裂いた」「私はこの男の性奴隷になった…」ハマスの元人質女性(25)が明かした監禁中の“惨状”
NEWSポストセブン
2026年1月2日、皇居で行われた「新年一般参賀」での佳子さま(時事通信フォト)
《礼装では珍しい》佳子さまが新年一般参賀で着用、ウエストまわりに“ガーリー”なワンポイント 愛子さまは「正統的なリンクコーデ」を披露
NEWSポストセブン
中国出身の女性インフルエンサー・Umiさん(TikTokより)
〈抜群のスタイルとルックスが一変…〉中国人美女インフルエンサーが示唆していた「潘親方(特殊詐欺グループのボス)」との“特別な関係”とは《薬物検査で深刻な陽性反応》
NEWSポストセブン
立川志らく氏(左)と貴乃花光司氏が語り合う
【対談・貴乃花光司氏×立川志らく氏】新大関・安青錦に問われるものとは?「自分の相撲を貫かなければ勝てません」“師匠に恵まれた”ことも一つの運
週刊ポスト
SNS上で拡散されている動画(Xより)
「“いじめ動画”関係者は始業式に不参加」「学校に一般の方が…」加害生徒の個人情報が拡散、YouTuberが自宅突撃も 県教委は「命にかかわる事態になりかねない」《栃木県》
NEWSポストセブン
女優・羽野晶紀と和泉元彌の母の節子さん(右・時事通信フォト)
《女優・羽野晶紀“嫁姑騒動”から24年目 の異変》元日に公開された和泉節子さんとの写真から伝わる「現在の距離感」
NEWSポストセブン