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「はなまる」庄司アナ どう終わるだろうか1、2年考えていた

 3月28日に終了した『はなまるマーケット』(TBS系)。終わってみれば17年半にもおよぶ長寿番組だった。昨年11月。番組冒頭に司会の岡江久美子が「はなまるマーケット、来年の3月でゴールを迎えることとなりました」と切り出した。

「番組は永遠に続くものではないし、厳しい視聴率競争も伝えられて、ここ1、2年はどうやって終わるんだろうとボンヤリと考えていました」

 17年半の間、同番組のリポーター・「はなまるアナ」を務めた庄司麻由里さん(52才)は終了発表の前日、スタッフから「明日、岡江さんが(終了を)発表します」と告げられた。

「覚悟はしていましたが、ああ、とうとうきたのか、と」(庄司さん・以下「」内同)

 1月に担当したテーマは「ねぎ」。17年前に取材に行った埼玉県深谷市のねぎ農家を再訪するという企画だった。

「とても楽しかったですね。農家のかたも私を覚えていてくださって。17年前に習ったアツアツご飯に刻みねぎとおかか、しょうゆをかける“ねぎおかかご飯”という、なんとも素朴なメニューを再現しました」

 この時の放送には粋な演出があった。

「17年前と同じ畑に立って、同じ角度から撮って、同じリポートをする。そしてテレビの画面を真ん中で分けて、17年前と今を同時に見せたんです。

 昔の自分を見ると体の厚みは今の半分だし、顔も下がっていなくて目はキリッと吊り目(笑い)。メイクは濃かったですね~。厚く塗ったファンデーションに、眉毛も口紅も強調していて時代を感じました。あと、服には肩パッド!(笑い)」

 その日のオンエアで、庄司さんは改めて自分が走ってきたはなまるの17年半という時間をかみしめた。

「当時は丁寧な言葉を使っていますが、やっぱり硬いんですよ。昔は“このように畑のうねを作っていらっしゃるんですね”と四角四面で言葉を使っていました。今は敬語を使いつつも、親しみを込めて“わー、お父さんすごい!”といったタメ口をちょいちょい入れる。リアクションの体の動きも自然になった。たくさんのリポートをさせてもらって、人との間の距離を縮めることができるようになったんだなぁと思いました」

※女性セブン2014年5月22日号

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