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内定者懇親会で「アフリカへバックパック」話する者だらけ

 学生たちの就職活動も佳境に入り、すでに大手では内定を出している企業も多く、中には内定者の懇親会や内定者同士の顔合わせが行なわれているところも少なくない。

 先日、内定者懇親会に参加したという男子学生Aさん(21歳)は同期内定者たちが、「同じような自己紹介をしていた」と驚いたという。

「私大の男子学生が自己紹介の時に『僕は学生時代、アフリカにバックパッカーで長期滞在していた経験を活かして頑張りたい』という話をしたんです。すると、同じ大学出身の男子たちが、こぞって『実は僕もアフリカに行ったんですが……』『僕も旅が趣味でインドは普通なので、アフリカを選んで現地の人と交流しました』などと話し始めたんです。

 ネタがかぶって気まずそうだった人と、ドヤ顔の人が半々だったのが印象的でしたが、人事の方が最後に一言、『君たち、アフリカに行ったところで何もうちの仕事の役に立ちませんから』と喝を入れていてスカッとしました(笑)」

 別の企業の内定を得た女子学生(21歳)も、就活生が「旅」のエピソードばかり話すのに辟易したという。

「私の周りには、『タダで世界一周した』とか『1000人のスマイルを集めた』とか、学生時代にただ旅をするだけじゃなくて、コンセプトを付ける学生が多いんですよ。中にはそれを学生団体にしたり、収益を出そうとする人もいました。『人事の人たちも同じような旅の話ばかり聞かせられて可哀想だな』って、余計な心配もしてしまいました」

 就職活動で個性を演出するために「旅」をするというエピソードでは、逆に没個性になってしまう状況なのかもしれない。

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