芸能

土屋アンナ 裁判後停止の居酒屋解禁し「シメサバ~」と絶叫

 真夏日となった6月上旬のある夜、行きつけだった東京・中目黒の居酒屋に久しぶりに姿を見せたのは、土屋アンナ(30)だった。

 ビールを一気に飲み干すと、徐々にボルテージがあがっていく。日本酒を口にしてからは上機嫌で声量も倍に。「サイコー!」と隣の客に乾杯を求め始めた。

 土屋といえば酒豪として知られ、酒の席での武勇伝もたびたび報じられてきた。居酒屋の常連客が語る。

「以前はこの店で週6日は見かけました。“この店は、あたいのおうちだよ~”といっていたくらい。そして、飲み始めると“おら、一緒飲むぞ!”“もうサイコー!”と大声を上げ、隣の客にからむのをマネージャーが必死に止めに入るのは日常茶飯事。アンナさんに絡まれたカップルが顔をひきつらせながら、ビールを注がれる場面も多々ありましたね」

 迫力満点の低い声に、しかもあの大きな目でギロッと睨まれれば、確かに断わるのは勇気がいる。

 しかし、その土屋に昨年7月、主演舞台を降板して上演中止になる騒動が起きた。制作サイドから3000万円の損害賠償を求める裁判を起こされ、係争は今も続いている。

「以来、あのアンナさんが外でお酒を飲むのを控えていた。妊娠中でもお酒を飲むほどだったのに……」(土屋の知人)

 降板騒動後は仕事も激減していたが、最近では福島で行なわれた東京ガールズコレクションに出演したり、ジャガーの新型車発売イベントに出席したり、かつて主演した映画『下妻物語』が縁で茨城県下妻市の観光大使に就任したりと、復活の兆しも見えてきた。

 行きつけだった居酒屋に久しぶりに顔を出したのは、気分的にも一段落したからだったのかもしれない。

「本当に1年ぶりくらい。最初はかなり抑えて飲んでいました。“裁判のこともあって、外でハメ外すと叩かれるから飲み歩かないようにしている”って言っていました。ただ、そこはさすがのアンナさん。中盤に差し掛かると、好物のシメサバの炙り焼きを食べながら“シメサバ~、シメサバ~”と日本酒片手に絶叫。店中を巻き込んで乾杯の音頭をとる姿はアンナここにアリ、でした。ただ、以前のベロベロ具合と比べるとかわいいモノ。まだまだ本来の姿とはいえませんね(笑い)」(店の常連客)

 新しい映画撮影に入ったという土屋。完全復活の日も近いか。

※週刊ポスト2014年6月27日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

マムカ司令官
【ウクライナの戦場取材でYOASOBI】報道カメラマンがウクライナで戦うジョージア部隊「世界初の最前線取材」の許可を得るまで ドーベルマンとフィアット500に乗り、車内で『夜に駆ける』
NEWSポストセブン
1990年代、多くの人気バラエティ番組で活躍していたタレント・大東めぐみさん
《交通事故で骨折と顔の左側の歯が挫滅》重傷負ったタレントの大東めぐみ「レギュラーやCM失い仕事ほぼゼロに」後遺症で15年間運転できず
NEWSポストセブン
ポータブルトイレの大切さを発信するYoutuber・わさびちゃん
「そもそもトイレの話がタブー過ぎる」Youtuberわさびちゃんが「トイレ動画」を公開しまくるようになったきっかけ「芸人で恥ずかしいこともないし、夫に提案」
NEWSポストセブン
1990年代、多くの人気バラエティ番組で活躍していたタレント・大東めぐみさん
《事務所が猛反対もプロ野球選手と電撃結婚》元バラドルの大東めぐみ、人気絶頂で東京から大阪へ移住した理由「『最近はテレビに出ないね』とよく言われるのですが…全然平気」
NEWSポストセブン
全国で車中泊をしているわさびちゃん夫婦。夫は元お笑い芸人のピーチキス・けん。
YouTuber・わさびちゃんが「トイレ動画」でバズるまでの紆余曲折「芸人時代に“女”を求められたり、男性芸人から嫉妬されたり…」
NEWSポストセブン
悠仁さまに関心を寄せるのは日本人だけではない(時事通信フォト)
〈悠仁親王の直接の先輩が質問に何でも答えます!〉中国SNSに現れた“筑波大の先輩”名乗る中国人留学生が「投稿全削除」のワケ《中国で炎上》
週刊ポスト
「ビッグダディ」こと林下清志さん(60)
《借金で10年間消息不明の息子も》ビッグダディが明かす“4男5女と三つ子”の子供たちの現在「メイドカフェ店員」「コンビニ店長」「3児の母」番組終了から12年
NEWSポストセブン
リシェット
戦場取材に欠かせない「フィクサー」とは? ウクライナ入りした報道カメラマンが紹介された“取材に愛犬を連れて来る男” ギャラは「1日1500ドル」と法外な金額に
NEWSポストセブン
女児盗撮の疑いで逮捕の小瀬村史也容疑者(37)。新たに”わいせつ行為”の余罪が明らかになった
「よくタブレットで子どもを撮っていた」不同意わいせつ行為で再逮捕の小瀬村史也容疑者が“盗撮し放題だったワケ” 保護者は「『(被害者は)わからない』の一点張りで…」
NEWSポストセブン
成年式を控える悠仁さまと第1子を出産したばかりの眞子さん(写真・右/JMPA)
眞子さん、悠仁さまの成年式を欠席か いまなお秋篠宮家との断絶は根深く、連絡を取るのは佳子さまのみ “晴れの日に水を差す事態”への懸念も
女性セブン
「ビッグダディ」こと林下清志さん(60)
《多産DVを語ったビッグダディ》「子どもができたら勝手に堕ろすんじゃないぞ」4男6女の父として子供たちに厳しく言い聞かせた理由
NEWSポストセブン
ボニー・ブルーとの2ショット(インスタグラムより)
《タダで行為できます》金髪インフルエンサー(26)と関係を持った18歳青年「僕は楽しんだから、被害者になったわけじゃない」 “捕食者”との批判殺到に反論
NEWSポストセブン