芸能

フジ『テラスハウス』打ち切りも2匹目のドジョウ狙うプラン

 フジテレビが人気番組『テラスハウス』の放送を9月いっぱいで終了すると発表し、波紋を呼んでいる。同番組は、海沿いのテラス付きの豪邸で若い男女6人がシェアハウス生活を送り、恋や仕事に悩む様子をそのまま映し出す「リアリティショー」で、夜11時からの深夜枠ながら7%以上の視聴率を稼いでいた。

 モデルの今井華(21)やグラビアアイドルの筧美和子(20)、俳優の菅谷哲也(21)ら、番組をきっかけに芸能人としてブレイクした出演者も少なくない。

「若者の視聴者が多いことからスポンサー受けもよかった。それにDVDなどの関連グッズの売り上げもよかったため、視聴率低迷にあえぐフジのなかで数少ない“ドル箱”だった。それでも打ち切るのはやはりヤラセ騒動の影響なのか……」(同局関係者)

 ヤラセ問題とは、番組冒頭に「台本は一切ございません」のナレーションを入れておきながら放送作家が台本を書いていたという疑惑が今年5月に持ち上がったこと。また、その直後には制作スタッフによる出演者へのセクハラ・パワハラも報じられた。

 フジ側はいずれも否定したが、局内ではこの件が打ち切りの引き金になったという見方がある。

「それでも視聴率は落ちずスポンサー離れもなかったので営業サイドは継続を望んでいた。ところが6月に行なわれた1000人規模の人事異動で事情が変わった。視聴率ばかりにとらわれず局のイメージを重視するという上層部の方針が優先されたようです」(フジのバラエティ番組スタッフ)

 10月の番組改編では“2匹目のドジョウ”を狙うプランがあるという。

「10月からは、テラスハウスの手法を応用しながら、シチュエーションを変えた“台本ありの恋愛番組”という構想が進んでいます。いったん終わらせてまた次をやればいい、というのが本音です」(同前)

※週刊ポスト2014年8月29日号

関連記事

トピックス

10月31日、イベントに参加していた小栗旬
深夜の港区に“とんでもないヒゲの山田孝之”が…イベント打ち上げで小栗旬、三浦翔平らに囲まれた意外な「最年少女性」の存在《「赤西軍団」の一部が集結》
NEWSポストセブン
スシローで起きたある配信者の迷惑行為が問題視されている(HP/読者提供)
《全身タトゥー男がガリ直食い》迷惑配信でスシローに警察が出動 運営元は「警察にご相談したことも事実です」
NEWSポストセブン
「武蔵陵墓地」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月10日、JMPA)
《初の外国公式訪問を報告》愛子さまの参拝スタイルは美智子さまから“受け継がれた”エレガントなケープデザイン スタンドカラーでシャープな印象に
NEWSポストセブン
モデルで女優のKoki,
《9頭身のラインがクッキリ》Koki,が撮影打ち上げの夜にタイトジーンズで“名残惜しげなハグ”…2027年公開の映画ではラウールと共演
NEWSポストセブン
前回は歓喜の中心にいた3人だが…
《2026年WBCで連覇を目指す侍ジャパン》山本由伸も佐々木朗希も大谷翔平も投げられない? 激闘を制したドジャースの日本人トリオに立ちはだかるいくつもの壁
週刊ポスト
2025年九州場所
《デヴィ夫人はマス席だったが…》九州場所の向正面に「溜席の着物美人」が姿を見せる 四股名入りの「ジェラートピケ浴衣地ワンピース女性」も登場 チケット不足のなか15日間の観戦をどう続けるかが注目
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
「『あまり外に出られない。ごめんね』と…」”普通の主婦”だった安福久美子容疑者の「26年間の隠伏での変化」、知人は「普段どおりの生活が“透明人間”になる手段だったのか…」《名古屋主婦殺人》
NEWSポストセブン
「第44回全国豊かな海づくり大会」に出席された(2025年11月9日、撮影/JMPA)
《海づくり大会ご出席》皇后雅子さま、毎年恒例の“海”コーデ 今年はエメラルドブルーのセットアップをお召しに 白が爽やかさを演出し、装飾のブレードでメリハリをつける
NEWSポストセブン
三田寛子と能條愛未は同じアイドル出身(右は時事通信)
《中村橋之助が婚約発表》三田寛子が元乃木坂46・能條愛未に伝えた「安心しなさい」の意味…夫・芝翫の不倫報道でも揺るがなかった“家族としての思い”
NEWSポストセブン
八田容疑者の祖母がNEWSポストセブンの取材に応じた(『大分県別府市大学生死亡ひき逃げ事件早期解決を願う会』公式Xより)
《別府・ひき逃げ殺人》大分県警が八田與一容疑者を「海底ゴミ引き揚げ」 で“徹底捜査”か、漁港関係者が話す”手がかり発見の可能性”「過去に骨が見つかったのは1回」
愛子さま(撮影/JMPA)
愛子さま、母校の学園祭に“秋の休日スタイル”で参加 出店でカリカリチーズ棒を購入、ラップバトルもご観覧 リラックスされたご様子でリフレッシュタイムを満喫 
女性セブン
悠仁さま(撮影/JMPA)
悠仁さま、筑波大学の学園祭を満喫 ご学友と会場を回り、写真撮影の依頼にも快く応対 深い時間までファミレスでおしゃべりに興じ、自転車で颯爽と帰宅 
女性セブン