スポーツ

敗れざる者たちの名言録2014夏「甲子園には神様しかいない」

長崎代表・海星・吉田嵩投手(故障上がりのため先発出来ず、2番手として登板)
「(マウンドに上がったのときの気持ちは)エラーした奴が引き気味だったのでもっと前向いてやれるように、自分の背中を見せようと思いました。リラックスして投げられました。せっかくの大観衆の元で投げられるのだから緊張していたらもったいないので」

千葉代表・東海大望洋・木村幸樹主将(初出場校)
「負けてしまい先生に初の1勝をあげられず申し訳ないです。雨の中、応援してくれたチームメイト、生徒、保護者、一般の人にも申し訳ないです」

神奈川代表・東海大相模・平山快主将(優勝候補最右翼も、相手投手の巧みな投球術にはまり敗れる)
「(相手の盛岡大付・松本裕樹投手の印象は)変化球をとにかく低めに集めに来て、三振を獲りたいときはストレートを投げてきた。何通りものピッチングをもっていた印象です」

秋田代表・角館・小松葉瑠記録員(初出場校の女子マネージャー)
「(甲子園の想い出は)代表に決まってこっちにきてからも、選手に秋田代表の自覚が出てきて、人としての成長が見られたことです。(たとえば)以前は私から言わないと手伝ってくれなかったのが、今は率先してベンチ外の3年生が手伝ってくれます。たぶんチームに自分が何が貢献できるのか、考えたのだろうと思います。(普段のふだん女子マネの仕事はなんですか)お茶を用意したり、おにぎり握ったり、道具を整理したりとかです。

(女子マネの仕事の面白さはなんですか)先ほども申し上げたように、選手の成長を間近に見られることです。入学してから今までの成長が見られるし、選手のサポートができるのはとても幸せなことだと思います。(なぜ女子マネになろうと思ったんですか)中学時代にバレーボールの選手をしていたので、高校ではプレーヤーじゃなくて支える側の視野を広げたかったのと、高校ではいちばん忙しい部活に入って、学生生活を充実させたかったからです。あと兄も野球部だったので、その影響もあります。(将来の夢はなんですか)選手をサポートする面白さがわかったので、柔道整復師とか理学療法士とか、スポーツに関わる仕事がしたいです」

栃木代表・作新学院・朝山広憲選手(昨年は1年生投手として甲子園で活躍)
「(去年の自分と比較して今年はどうか)まだまだだな、というひと言です」

北北海道代表・武修館・小林正人監督(初出場で大会最年少の26歳の監督)
「(初出場した甲子園の想い出について)お客さんの距離がとても近いので、身振り手振りで応援している姿がよく見えました。声援もよく聞こえて、試合後にベンチから引き上げるときに『まだ戻ってこいよ』と言われて感動し、泣きそうになりました。甲子園はすごい暖かいところですね」

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