芸能

五月みどり マネジャーである現夫の初仕事は3度目の離婚会見

現夫とのなれそめを語る五月みどり

 今年の10月で75才になる五月みどりさんが、前向きな生き方の源を紹介した著書『五月みどり きれいのヒ・ミ・ツ』(主婦の友社/1512円)を出版した。

 19才で歌手デビューしてから、50年以上にわたって美しくあり続ける五月さんだが、その人生は波乱に満ちたものだった。1965年に芸能プロダクションの社長・西川幸男氏(故人)と結婚し、1男1女の子宝にも恵まれるも、1971年に離婚。

 1976年には、面高昌義氏(おもだかまさよし・故人)と結婚。しかし、1984年に2度目の離婚となる。

 そんな五月さんだが、その翌年に3度目の“結婚”を決める。お相手は20才年下の歌手、立花淳一だった。当時46才の五月さんは結婚式を挙げるも未入籍のまま1年4か月で破局を迎える。

「歌の上手な若いコというのが第一印象。声が素敵でね。応援したくなっちゃったのかな。おつきあいを始めてすぐに“好きだ、結婚したい”と結婚を申し込まれたんですよ。ただ3回目、しかも20才も年下というのは、さすがに世間体が気になりました。でも彼の親御さんも賛成してくれたし、純粋で一途な人だと思っていたから、今度こそって。ところがフタを開けてみたら、結婚式当日に彼の女性問題が発覚したり、その後も家に女性を連れ込んだり…。これは、どうにもならないなって(苦笑)」(五月さん、以下同)

 3度目の離婚会見を行った頃、ちょうど父親が他界。失意に暮れる五月さんを支えたのが、当時マネジャーだった現在の夫、逸見文泰さん(へんみふみやす・55才)その人だ。

「離婚記者会見が私のマネジャーとしての初仕事でした。会見が終わって部屋に戻った時“あぁ、私にはもう誰もいないのね”とつぶやいたら、“ぼくがいます”って。

 それはマネジャーとしての発言だったんだけど、私は“きみにはぼくがついている”という意味と勘違いして(笑い)。彼は偶然にも3番目の夫と同い年だったので、心のどこかで意識していたのかもしれないですね。

 でもタイプは正反対なんですよ。しばらくして男と女の関係になった時に、彼の気持ちを知りたくて“あなたはこの関係をどう考えてるの?”と聞くと、真剣な顔をして“一生の不覚です!”って(笑い)」

 取材中、横で話を聞いていた逸見さんは「イヤイヤ、いい言葉が見つからなかったんですよ。だって、マネジャーが商品であるタレントさんに手を出すのはタブーじゃないですか。でもその後のことを考えたら、“人生の落とし穴”にハマっちゃったという感じですけどね(笑い)」と頭をかいた。

 そんな逸見さんを評して五月さんは、「くそまじめだけど、おもしろい人でしょ」と笑う。誰が見てもお似合いの夫婦だが、五月さんは籍を入れてはいない。

「すごく気は合うんですけど、さすがにもう結婚はないですね。だって次も別れたら4度目でしょ(笑い)。籍も入れてませんし、ダメになったら別れればいいやって思っているんですけど、なぜかいつもそばにいるんですね」

※女性セブン2014年9月11日号

関連記事

トピックス

デコピンを抱えて試合を観戦する真美子さん(時事通信フォト)
《真美子さんが“晴れ舞台”に選んだハイブラワンピ》大谷翔平、MVP受賞を見届けた“TPOわきまえファッション”【デコピンコーデが話題】
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組・司忍組長2月引退》“竹内七代目”誕生の分岐点は「司組長の誕生日」か 抗争終結宣言後も飛び交う「情報戦」 
NEWSポストセブン
部下と“ホテル密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(時事通信フォト/目撃者提供)
《前橋・小川市長が出直し選挙での「出馬」を明言》「ベッドは使ってはいないですけど…」「これは許していただきたい」市長が市民対話会で釈明、市議らは辞職を勧告も 
NEWSポストセブン
活動を再開する河下楽
《独占告白》元関西ジュニア・河下楽、アルバイト掛け持ち生活のなか活動再開へ…退所きっかけとなった騒動については「本当に申し訳ないです」
NEWSポストセブン
ハワイ別荘の裁判が長期化している
《MVP受賞のウラで》大谷翔平、ハワイ別荘泥沼訴訟は長期化か…“真美子さんの誕生日直前に審問”が決定、大谷側は「カウンター訴訟」可能性を明記
NEWSポストセブン
11月1日、学習院大学の学園祭に足を運ばれた愛子さま(時事通信フォト)
《ひっきりなしにイケメンたちが》愛子さま、スマホとパンフを手にテンション爆アゲ…母校の学祭で“メンズアイドル”のパフォーマンスをご観覧
NEWSポストセブン
維新に新たな公金還流疑惑(左から吉村洋文・代表、藤田文武・共同代表/時事通信フォト)
【スクープ!新たな公金還流疑惑】藤田文武・共同代表ほか「維新の会」議員が党広報局長の“身内のデザイン会社”に約948万円を支出、うち約310万円が公金 党本部は「還流にはあたらない」
NEWSポストセブン
部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(左・時事通信フォト)
《ほっそりスタイルに》“ラブホ通い詰め”報道の前橋・小川晶市長のSNSに“異変”…支援団体幹部は「俺はこれから逆襲すべきだと思ってる」
NEWSポストセブン
東京・国立駅
《積水10億円解体マンションがついに更地に》現場責任者が“涙ながらの謝罪行脚” 解体の裏側と住民たちの本音「いつできるんだろうね」と楽しみにしていたくらい
NEWSポストセブン
今季のナ・リーグ最優秀選手(MVP)に満票で選出され史上初の快挙を成し遂げた大谷翔平、妻の真美子さん(時事通信フォト)
《なぜ真美子さんにキスしないのか》大谷翔平、MVP受賞の瞬間に見せた動きに海外ファンが違和感を持つ理由【海外メディアが指摘】
NEWSポストセブン
柄本時生と前妻・入来茉里(左/公式YouTubeチャンネルより、右/Instagramより)
《さとうほなみと再婚》前妻・入来茉里は離婚後に卵子凍結を公表…柄本時生の活躍の裏で抱えていた“複雑な感情” 久々のグラビア挑戦の背景
NEWSポストセブン
兵庫県知事選挙が告示され、第一声を上げる政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏。2024年10月31日(時事通信フォト)
NHK党・立花孝志容疑者、14年前”無名”の取材者として会見に姿を見せていた「変わった人が来るらしい」と噂に マイクを持って語ったこと
NEWSポストセブン