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銀行員の習性 待ち合わせ遅刻せず早く着かず時間大切にする

 お金を貯めるには、お金のプロに聞くのが一番。現在、銀行で働いている女性行員たちは何を見て、何を考えお金を貯めているのか。座談会で生の声を聞いてみました。

【座談会参加者】
A子さん(30才):大手都市銀行勤務。総合職・未婚。
B美さん(33才):信用金庫勤務。一般職・既婚。
C代さん(35才):信託銀行勤務。総合職・未婚。

B美:行員の貯金術ってほんとに地味。でもよくいえば、自分の中で決めたルールをきっちり守ってるのかな。ルーティンがあまりブレないタイプが多いイメージ。

A子:みんな、いつ身についたんだろう?

C代:行員って、職場でものすごく徹底して管理されてるからね。人の目をいつも気にして、自分をちゃんと律しなきゃいけない。

A子:そうね。特にお金には厳しいから、ランチで出たお釣りを無意識にポケットに入れるなんてしたら大変。「お前、戻った後にお客様のお金と自分のお金が混ざったらどうするんだ!」って叱られるどころじゃ済まされない。

B美:お金だけじゃなくって、整理整頓もみんなちゃんとしてますよね。書類を机の上に出したままで少し席を離れたり、コピー機に書類を忘れたりしたら信じられないくらい怒られるじゃない。だから机の上に余計なものが全くなくて、全ての書類がきちんとファイリングされて管理されてる。

C代:抜き打ちチェックがあるからでしょ。不正がないかって、急に机の中まで見られちゃうんだから。

A子:でも、しっかり整理された机だったら、お金をなくしたり、書類がすぐに出てこないなんて起きないですよね。

C代:時間も無駄にしないしね。必要な書類がいつでもパッと出せるのは当たり前だけど、待ち合わせも遅刻はしないし、かといって、早く行きすぎたなんてこともない。行員は本当に時間を大切にしている。

B美:「タイム イズ マネー」とはよく言ったもので、無駄な時間って案外お金をくうのよね。間に合わないからってタクシー乗ったり、早く着きすぎて喫茶店に行っちゃったり…。

※女性セブン2014年9月18日号

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