ライフ

37才女性が「ランニング合コン」に潜入 その一部始終を報告

 近ごろ話題となっているのが、ランニング好きの男女が集まって、ランニングしながら行う「ランニング合コン」。女性セブンの37才独身・女性記者が体験してきた。

 * * *
 インターネットで申し込み、参加費3000円(男性は5000円)を事前に振り込む。当日午後6時、皇居からほど近い雑居ビルにある集合場所へ向かった。

 参加者は男性12人、女性13人で、どちらも20代、30代が中心。仕事といいつつも、彼氏イナイ歴6年の記者は内心、素敵な出会いに期待していたのだが…。

 ふたを開けてみると、やけに老けて見えたり、滝汗をかいていたりと、いかにもモテなさそうな男性ばかり。「女性はみんなソコソコのレベルなのに、なぜ?」と肩を落とすが、ひとり西島秀俊似のイケメンを発見し、一気にテンションが上がる!

【1】自己紹介タイム

 名前や職業、趣味などを記入した「PRカード」を交換しながら、男女ペアになって2分ずつトーク。最初にペアになった浅黒ずんぐり男に「ぼくの初恋の人と同じ名前なんですよ~」とニヤけた顔で言われ、ちょっとイラッ。

【2】皇居に移動しランニング

 男女2列で走り、5分ごとに女性がずれていくシステム。皇居は1周約5km。初心者でも約30分で走れる距離を1時間かけて走るので、これなら運動不足の記者でも大丈夫♪ 夜の皇居は夜景がきれいでロマンチックだけど、隣を走る男性の体臭がやたら気になる。

 お目当ての「西島クン」との並走も会話は弾まず、「いつもどこを走ってるんですか?」「好みのタイプは?」という記者の質問に、気のない返事ばかり。20代の若い女性とは「わっかる~! あるあるそれ~!」と盛り上がっていたから、露骨に若い子目当てなのね…ガックリ。

【3】フリートークタイム

 ランニング後は近くの公園に移動し、10分ずつ3回のフリートーク。「西島クン」のまわりには女性が殺到し、どうしようか迷っていると、ウッチャンナンチャンのナンチャンを小柄にしたような男性に声をかけられ、世間話。

 電話番号を聞かれ、興味がなかったので嘘の番号を教えようかとも思ったが、その場でワン切りして着信を残そうとしたので、仕方なく本当の番号を教えてしまった。一生の不覚。

【4】メッセージカードの交換

 それから集合場所のビルに戻り、メッセージカードの交換。記者は決死の思いで「西島クン」に電話番号とケータイアドレスを書いたカードを渡すも、彼からはもらえず。代わりに「チビナンチャン」からカードを渡された。

 解散後、「チビナンチャン」からの飲みの誘いをやんわり断り、久々の運動と期待外れとでぐったりしながら帰路へ。すると電車の中で記者の携帯にメールの着信音が鳴った。

「もしかして『西島クン』!?」と急いで開くと、「チビナンチャン」からの「今日は楽しかったです」というメッセージなのでした。トホホ。

※女性セブン2014年11月6日号

関連記事

トピックス

部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(時事通信フォト・目撃者提供)
《ラブホ通い詰め問題でも続投》キリッとした目元と蠱惑的な口元…卒アル写真で見えた小川晶市長の“平成の女子高生”時代、同級生が明かす「市長のルーツ」も
NEWSポストセブン
亡くなった辻上里菜さん(写真/里菜さんの母親提供)
《22歳シングルマザー「ゴルフクラブ殴打殺人事件」に新証言》裁判で認められた被告の「女性と別の男の2人の脅されていた」の主張に、当事者である“別の男”が反論 「彼女が殺されたことも知らなかった」と手紙に綴る
NEWSポストセブン
ポストシーズンで快投をみせる佐々木朗希
「ポテンシャルは大谷以上」復活快投の佐々木朗希 昭和の大投手たちが太鼓判「1年間投げ続けられれば本当にすごい投手になる」
週刊ポスト
ものづくりの現場がやっぱり好きだと菊川怜は言う
《15年ぶりに映画出演》菊川怜インタビュー 三児の子育てを中心とした生活の中、肉体的にハードでも「これまでのイメージを覆すような役にも挑戦していきたい」と意気込み
週刊ポスト
韓国の人気女性ライバー(24)が50代男性のファンから殺害される事件が起きた(Instagramより)
「車に強引に引きずり込んで…」「遺体には多数のアザと首を絞められた痕」韓国・人気女性ライバー(24)殺害、50代男性“VIPファン”による配信30分後の凶行
NEWSポストセブン
田久保市長の”卒業勘違い発言”を覆した「記録」についての証言が得られた(右:本人SNSより)
【新証言】学歴詐称疑惑の田久保市長、大学取得単位は「卒業要件の半分以下」だった 百条委関係者も「“勘違い”できるような数字ではない」と複数証言
NEWSポストセブン
本拠地で大活躍を見せた大谷翔平と、妻の真美子さん
《真美子さんと娘が待つスイートルームに直行》大谷翔平が試合後に見せた満面の笑み、アップ中も「スタンドに笑顔で手を振って…」本拠地で見られる“家族の絆”
NEWSポストセブン
国民民主党の玉木雄一郎代表、不倫密会が報じられた元グラビアアイドル(時事通信フォト・Instagramより)
《私生活の面は大丈夫なのか》玉木雄一郎氏、不倫密会の元グラビアアイドルがひっそりと活動再開 地元香川では“彼女がまた動き出した”と話題に
女性セブン
バラエティ番組「ぽかぽか」に出演した益若つばさ(写真は2013年)
「こんな顔だった?」益若つばさ(40)が“人生最大のイメチェン”でネット騒然…元夫・梅しゃんが明かしていた息子との絶妙な距離感
NEWSポストセブン
ヴィクトリア皇太子と夫のダニエル王子を招かれた天皇皇后両陛下(2025年10月14日、時事通信フォト)
「同じシルバーのお召し物が素敵」皇后雅子さま、夕食会ファッションは“クール”で洗練されたセットアップコーデ
NEWSポストセブン
問題は小川晶・市長に政治家としての資質が問われていること(時事通信フォト)
「ズバリ、彼女の魅力は顔だよ」前橋市・小川晶市長、“ラブホ通い”発覚後も熱烈支援者からは擁護の声、支援団体幹部「彼女を信じているよ」
週刊ポスト
ソフトバンクの佐藤直樹(時事通信フォト)
【独自】ソフトバンクドラ1佐藤直樹が婚約者への顔面殴打で警察沙汰 女性は「殺されるかと思った」リーグ優勝に貢献した“鷹のスピードスター”が男女トラブル 双方被害届の泥沼
NEWSポストセブン