芸能

いとうまい子 幼少期からアイドルで苦しんだ時代について語る

 いとうまい子(50才)がずっと抱えてきた悩みについて、“ムロケン”こと喫茶店のスピリチュアルマスター・室井健助さんの霊視相談を受けた。これまで童顔ゆえ、思ったような仕事が回ってこなかったという。とくに20代後半は自分らしさを忘れ、もがき苦しんできたという彼女だが…。

室井:10代の頃から体調はよくなかったですよね。頭痛もあったし、めまいもあった。終始、眠かったはずです。

いとう:はい、当時はずっとぶすぶすしてる感じでした。

室井:それは体温が低かったから。今は体温が高くなったことで体調がよくなっているはずです。

いとう:はい、それに昔は冷え症だったのが、ある時期から手先の冷えがまったくなくなって。運動は全然しないので、なぜ治ったかがわからないんですけど。

室井:順を追って詳しくお話ししますね。まず、低体温だったのは、子供のときの家庭環境が原因なんですよ。

いとう:えっ、どういうことですか。

室井:月に500人視ていてわかったことなんですが、低体温の原因は、幼少期の家庭環境──両親の不仲や親とのスキンシップ不足なんです。ご両親は、いとうさんを妊娠している時から、仲がよくなかったですね。

いとう:よくないどころの騒ぎじゃないです(苦笑)。

室井:3才までの異性の親とのスキンシップは、いわばセックスの予行演習。そこがうまくいってないと、大人になってからの男女の交際もうまくいかないんですよ。だからあなたは、男性に触れられることを頑なに拒否してきたんです。

いとう:トンって肩を触られるだけでも、びくびくしてました。

室井:「何、かまととぶってるの?」と言われることもあったはずです。いつも自分に自信がなくて、不安。若い時はとくに人と接することも苦痛だったでしょう。

いとう:はい、芸能界で友達も全然つくらなかったですし、仕事をやったらすぐ家に帰る、みたいな感じでした。

室井:当然いとうさんに声をかけた人はいたと思うんですが、結婚願望もなかった。

いとう:はい、まったく結婚願望がなかったのに、ある時急に「男性とおつきあいしてもいいかな」って思えるようになりました。

室井:それが体温が上がって健康になった証拠なんです。昔は湯船にも入らなかったでしょう?

いとう:はい、シャワーだけでした!

室井:それは湯船に入れなかったんです。胎内って38℃くらいで、お風呂の温度が40~42℃と、近いでしょう? 湯船に入ると当時の記憶がよみがえって、嫌でたまらなくなってしまうんです。逆に体温が上がると、湯船に浸かるのが好きになるんですよ。

いとう:今は大好きです(笑い)。でもどうして私は体温が上がったんでしょうか。

室井:いい質問です。幼少期のそのトラウマが“抜ける”時があるんです。人によって周期が違うので一概には言えないんですが、いとうさんはちょうど40才くらいで抜ける運命だったんです。

いとう:なるほど、それまでは修業だったんですね。

 異性が苦手だったいとうさんだが、愛犬の散歩中に知り合った5才年下の一般人と、2009年に結婚した。

※女性セブン2014年11月27日号

関連記事

トピックス

2013年に結婚した北島康介と音楽ユニット「girl next door」の千紗
《北島康介に不倫報道》元ガルネク・千紗「アラフォーでも美ボディ」スタートさせていた“第2の人生”…最中で起きた波紋
NEWSポストセブン
音楽業界の頂点に君臨し続けるマドンナ(Instagramより)
〈やっと60代に見えたよ〉マドンナ(67)の“驚愕の激変”にファンが思わず安堵… 賛否を呼んだ“還暦越えの透け透けドレス”からの変化
NEWSポストセブン
石破茂・首相の退陣を求めているのは誰か(時事通信フォト)
自民党内で広がる“石破おろし”の陰で暗躍する旧安倍派4人衆 大臣手形をバラ撒いて多数派工作、次期政権の“入閣リスト”も流れる事態に
週刊ポスト
1999年、夏の甲子園に出場した芸人・とにかく明るい安村(公式HPより)
【私と甲子園】1999年夏出場のとにかく明るい安村 雪が降りしきる母校のグラウンドで練習に明け暮れた日々「甲子園を目指すためだけに高校に通った」 
女性セブン
クマ外傷の専門書が出版された(画像はgetty image、右は中永氏提供)
《クマは鋭い爪と強い腕力で顔をえぐる》専門家が明かすクマ被害のあまりに壮絶な医療現場「顔面中央部を上唇にかけて剥ぎ取られ、鼻がとれた状態」
NEWSポストセブン
小島瑠璃子(時事通信フォト)
《亡き夫の“遺産”と向き合う》小島瑠璃子、サウナ事業を継ぎながら歩む「女性社長」「母」としての道…芸能界復帰にも“後ろ向きではない”との証言も
NEWSポストセブン
ジャーナリストの西谷格氏が新疆ウイグル自治区の様子をレポート(本人撮影)
《新疆ウイグル自治区潜入ルポ》現地の人が徹底的に避ける「強制収容所」の話題 ある女性は「夫は5年前に『学習するところ』に連れて行かれ亡くなりました」
週刊ポスト
会見で出場辞退を発表した広陵高校・堀正和校長
《海外でも”いじめスキャンダル”と波紋》広陵高校「説明会で質問なし」に見え隠れする「進路問題」 ”監督の思し召し”が進学先まで左右する強豪校の実態「有力大学の推薦枠は完全な椅子取りゲーム」 
NEWSポストセブン
起訴に関する言及を拒否した大谷翔平(写真/アフロ)
大谷翔平、ハワイ高級リゾート開発を巡って訴えられる 通訳の次は代理人…サポートするはずの人物による“裏切りの連鎖” 
女性セブン
スキンヘッドで裸芸を得意とした井手らっきょさん
《僕、今は1人です》熊本移住7年の井手らっきょ(65)、長年連れ添った年上妻との離婚を告白「このまま何かあったら…」就寝時に不安になることも
NEWSポストセブン
暴力問題で甲子園出場を辞退した広陵高校の中井哲之監督と会見を開いた堀正和校長
《広陵高校、暴力問題で甲子園出場辞退》高校野球でのトラブル報告は「年間1000件以上」でも高野連は“あくまで受け身” 処分に消極的な体質が招いた最悪の結果 
女性セブン
広陵野球部・中井哲之監督
【広陵野球部・被害生徒の父親が告発】「その言葉に耐えられず自主退学を決めました」中井監督から投げかけられた“最もショックな言葉” 高校側は「事実であるとは把握しておりません」と回答
週刊ポスト